身体障害者手帳
手足・目・耳・内臓などの障害がある方の手帳です。指定された医師の診断書が必要です。
様式や必要書類は市町村によって違います。必ず窓口で確認してください。このページは一般的な書き方のポイントです。
何のための手続き?
身体に障害があることを証明する手帳です。
手帳を持っていると、障害の程度に応じて、税金の控除・交通機関の割引・補装具や日常生活用具の支給などの対象になることがあります(使える内容は等級や自治体によって違います)。
もとになる決まり:身体障害者福祉法
どこに出す?
- お住まいの市区町村の障害福祉の担当窓口(福祉事務所など)
- 診断書の用紙は、窓口や自治体のホームページで受け取れることが多いです。
ふつう必要になるもの
- 交付申請書
- 身体障害者診断書・意見書(都道府県などが指定した医師が書いたもの)
- 本人の顔写真(大きさの指定があります)
- 本人確認書類
- そのほか、市区町村が求めるもの
必要な書類・様式・写真の大きさなどは市町村によって違います。ここにないものを求められたり、いらないものがあったりします。出す前に必ず窓口で確認してください。
書くときのポイント
診断書は「指定医」に頼む
診断書は、身体障害者福祉法にもとづいて指定された医師でないと書けません。かかりつけの医師が指定医かどうか、まず病院や市区町村の窓口に確かめましょう。
障害の部位ごとに診断書が分かれている
視覚・聴覚・肢体・心臓など、障害の種類ごとに診断書の様式が違います。複数の障害がある場合は、どの様式が必要か窓口で相談してください。
医師には生活の中での不便さも伝える
「階段は手すりがないと上れない」「長い距離は歩けない」など、生活の場面での困りごとを伝えておくと、診断書を書いてもらうときの参考になります。
つまずきやすいところ
- 指定医ではない医師に診断書を頼んでしまい、書き直しになる。
- 写真の大きさや撮影時期の決まりを確かめずに用意してしまう。
- 障害の状態が変わったときに、等級の見直し(再認定・変更の申請)ができることを知らない。
記入例
架空の人物・架空の内容の文例です。実際の様式とは違います。ご本人の様子に合わせて、ご自分のことばで書いてください。
医師に渡すメモの例(架空)
Aさん(架空):右足に力が入りにくく、家の中では壁や家具につかまって歩いています。外では杖を使っても10分ほどで休まないと歩けません。浴槽をまたぐときは家族が体を支えています。
出す前のチェックリスト
- 診断書を書いた医師が指定医であることを確かめた
- 障害の種類に合った診断書の様式を使った
- 写真の大きさ・撮影時期の決まりを確かめた
- 本人確認書類を用意した
- 申請書と診断書のコピーをとった
どの申請にも共通するポイント
「できる日」ではなく「できない日・手助けが要る場面」を書く
調子のよい日を基準にすると、ふだんの大変さが伝わりません。「ひとりでできないことがある」「声かけや見守りがあればできる」など、手助けが要る場面を具体的に書きましょう。
日常の様子をメモしておく
朝起きてから寝るまで、食事・着替え・外出・お金の管理・人との関わりなどで困ったことを、日付と一緒に短くメモしておくと、申請書や面接・調査のときに役立ちます。
診断書・意見書を頼むときは、医師に日常の様子を伝える
診察の時間だけでは、家での様子は医師に伝わりにくいものです。メモを渡したり、ご家族が同席したりして、ふだんの困りごとを伝えておきましょう。
出す前にコピーをとる
書いた申請書や申立書はコピーをとっておくと、更新のときや次の手続きで同じことを聞かれたときに役立ちます。
日常の様子のメモには、サポートブック(準備ノート)も使えます。
