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新人の最初の1か月ガイド

福祉・介護の仕事を始めたばかりの方へ。最初の1か月にやることと、知っておきたい大切なことをまとめました。

最初の1か月で大切なこと

はじめから全部できる人はいません。「分からないことを聞ける」「気づいたことを伝えられる」ことが、何より大切です。

会員の方は、新人向けの学習コース(新人向けコース)や 理解度テスト で、学んだことを確かめられます。

週ごとにやること

職場によって進め方は違います。職場の研修の予定にあわせて使ってください。

記録の書き方

記録は、支援をつなぐための大切な道具です。読んだ人が、その場にいなくても様子が分かるように書きます。

  • いつ・どこで・だれが・何を・どうした、を具体的に。
  • 事実(見たこと・聞いたこと・本人の言葉)と、自分の考え・判断を分けて書く。本人の言葉は「 」でそのまま書くと伝わりやすくなります。
  • 「落ちつきがなかった」より「10時ごろ、部屋を何度も出入りし、『家に帰りたい』と話した」のように、様子が目に浮かぶように。
  • 決めつけや、本人を傷つける表現は使わない。記録は本人や家族が読むこともあります。
  • その日のうちに書く。訂正は、職場で決められた方法で(書き直した跡が分かるように)。
  • 支援が個別支援計画にそって行われたことが分かるように書く。

報告・連絡・相談

  • 報告:頼まれたこと・起きたことの結果を伝える。事故やけが、いつもとちがう様子は、小さなことでもすぐに。
  • 連絡:予定の変更や、ほかの人も知っておくべきことを伝える。
  • 相談:迷ったとき・困ったときに、一人で判断せずに意見を聞く。
  • 伝えるときは、結論から短く。「〇〇さんのことで報告です。△△がありました。いまは□□です」
  • 悪い知らせほど早く。ミスを隠さないことが、利用者を守ることにつながります。

守秘義務と個人情報

  • 仕事で知った利用者や家族のことは、職場の外で話さない。家族や友だちにも話しません。辞めたあとも同じです。
  • 記録・書類・写真を職場の外に持ち出さない。個人のスマホで利用者を撮らない(職場のルールにしたがう)。
  • 電車やお店など、人がいる場所で、仕事の話をしない。
  • 書類は出しっぱなしにせず、パソコンは席を離れるときに画面をロックする。
  • くわしくは用語集の 守秘義務・個人情報 も見てください。

SNS の注意

  • 利用者・家族・職場のことを、SNS に書かない・写真をのせない。名前を出さなくても、日付・場所・写りこみなどから人が分かることがあります。
  • 鍵をかけた(限定公開の)アカウントや、消えるタイプの投稿でも、画面を保存されて広がることがあります。
  • 仕事のぐちや、利用者を笑いものにするような投稿は、利用者を傷つけ、職場の信用も失います。
  • 利用者や家族と、個人の SNS でつながる・連絡をとることは、職場のルールにしたがいましょう(多くの職場で禁止されています)。

知っておきたい大切なこと

  • 虐待防止:たたく・暴言・無視・必要な世話をしないなどは虐待です。おかしいと思ったら、一人で抱えずに相談・通報します。
  • 身体拘束:本人の体や行動を制限することは、原則として禁止です。
  • 感染対策:支援の前後の手洗い・消毒が基本。体調が悪いときは無理に出勤せず、職場に連絡します。
  • 意思決定支援:本人のことは、本人が決めるのが基本。選びやすい伝え方を工夫します。

困ったときは

  • 仕事のことで分からないこと・不安なことは、まず先輩や上司に。「聞いてもいいですか」と声をかけてかまいません。
  • ハラスメントや、働く条件のことで困ったときは 困ったときの相談先。
  • 疲れやストレスを感じたら こころの健康。
  • 分からない言葉は 福祉の用語集、制度のしくみは 制度のきほん。

このページは一般的な説明です。法律・制度・基準は改正されることがあり、地域や事業所によって扱いが違うこともあります。くわしくは、最新の情報と、職場・自治体・公的な窓口で確かめてください。

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