体調の変化に気づくための観察ポイント
「いつもと違う」に早く気づくための見るところと、医療職・管理者に伝えるときのまとめ方です。
体温・血圧などの「いつもの値」と、連絡が必要なめやすは、利用者ごとに医療職と決めておき、それに従ってください。
毎日見るところ
- 顔色・表情・目の動き(ぼんやりしていないか)
- 食事の量・水分の量(いつもより少なくないか)
- 排せつ(回数・量・色・便秘や下痢)
- 眠り(眠れているか・日中に眠りすぎていないか)
- 皮膚(赤み・きず・むくみ・あざ・乾き)
- 動き(歩き方・ふらつき・手足の動きの左右差)
- 話し方・反応(ろれつ・いつもの返事のしかた)
- 気持ち(落ちつかない・いつもより元気がない・こだわりが強い)
- ※ 言葉で伝えにくい人は、表情・しぐさ・行動の変化が、体調のサインのことがあります。
すぐに連絡するとき
- 呼びかけへの反応が弱い・意識がおかしい
- 息が苦しそう・顔色や唇の色が悪い
- 胸や頭の強い痛み、急に手足が動かない・ろれつが回らない
- けいれんが止まらない
- 大きなけが・出血が止まらない
- ※ 迷ったら、ひとりで判断せず、すぐに医療職・管理者に連絡しましょう(必要なら119番)。緊急時の対応カードも使えます。
伝えるときのまとめ方
- だれが:利用者の名前
- いつから:気づいた時刻・いつもと違ってきた時期
- どんなようす:見たこと・本人の言葉(推測ではなく事実を)
- 数字:測ったときは、体温・脈・血圧などの値と測った時刻
- したこと:すでにした対応
- 聞きたいこと:どうしたらよいか・受診が必要か
- ※ メモに書いてから電話すると、落ちついて伝えられます。伝えた相手・時刻・指示も記録しましょう。
実際の対応は、事業所の手順と、医療職・管理者の指示に従ってください。
ほかの道具
このページは、現場で役立つ一般的な目安をまとめたものです。実際の対応は、事業所のマニュアル・手順、支援計画、医師・看護師など医療職の指示に従ってください。
