高齢者福祉 用語辞典:「よ」
52語
- よい状態よいじょうたい別の言い方:ウェルビーイング
- パーソンセンタードケアで大切にされる、本人が安心し、満たされている状態のことです。ケアの目標として、この状態を保つことが目指されます。
- 要介護1ようかいごいち
- 要介護のなかでもっとも軽い区分です。立ち上がりや歩くことが不安定で、入浴などの一部に介助が必要な状態です。
- 要介護5ようかいごご
- 要介護のなかでもっとも重い区分です。ほぼ寝たきりで、意思を伝えることも難しく、生活のすべてに介護が必要な状態です。
- 要介護3ようかいごさん
- 日常生活のほとんどに介助が必要な状態です。特別養護老人ホームへの入所は、原則としてこの区分以上の人が対象です。
- 養介護施設従事者等ようかいごしせつじゅうじしゃとう
- 高齢者虐待防止法で、老人福祉施設や介護保険施設、介護サービス事業所などで働く職員のことです。
- 養介護施設従事者等による高齢者虐待ようかいごしせつじゅうじしゃとうによるこうれいしゃぎゃくたい
- 介護施設や事業所の職員が、利用者に対して行う虐待のことです。身体的・心理的・性的・経済的虐待や介護の放棄があります。
- 要介護者ようかいごしゃ
- 要介護認定で要介護1〜5のどれかと認定された人です。居宅サービスや施設サービスなどの介護給付を受けられます。
- 要介護状態ようかいごじょうたい
- 体や心の障がいのために、入浴・排せつ・食事などの日常生活の基本的な動作に、続けて介護が必要と見込まれる状態です。要介護1〜5に分かれます。
- 要介護状態区分ようかいごじょうたいくぶん別の言い方:要介護度
- 介護が必要な度合いを、要介護1から要介護5までの5つに分けたものです。区分によって使えるサービスの上限額が変わります。
- 要介護2ようかいごに
- 要介護1より介護が必要な状態です。食事や排せつなどにも見守りや一部の介助が必要になることが多い区分です。
- 要介護認定ようかいごにんてい
- 介護保険のサービスを使うために、どのくらい介護が必要かを市区町村が判定するしくみです。認定調査と主治医の意見書をもとに決まります。
- 要介護認定適正化事業ようかいごにんていてきせいかじぎょう
- 要介護認定が全国どこでも同じ基準で公平に行われるように、国が調査の結果を分析したり、市町村へ助言したりする取り組みです。
- 要介護認定等基準時間ようかいごにんていとうきじゅんじかん
- 一次判定で、介護にかかる手間を時間に置きかえて示したものです。実際の介護時間ではなく、要介護度を決めるための物差しです。
- 要介護4ようかいごよん
- 介護なしでは日常生活を送ることが難しい状態です。食事・排せつ・入浴などに広く介助が必要になります。
- 養護者ようごしゃ
- 高齢者虐待防止法で、高齢者を現に世話している家族や親族、同居人などのことです。介護施設の職員などは含みません。
- 養護者支援ようごしゃしえん
- 虐待をしてしまった、またはしそうな家族などの養護者に対して、介護の負担を軽くしたり相談にのったりする支援です。虐待をくり返さないためにも大切です。
- 養護者による高齢者虐待ようごしゃによるこうれいしゃぎゃくたい
- 家族や同居人など、自宅で高齢者を世話している人が行う虐待です。介護の疲れや孤立が背景にあることも多く、高齢者を守るとともに養護者への支援も行います。
- 養護老人ホームようごろうじんほーむ
- 環境や経済的な理由で家での生活が難しい65歳以上の人が、市町村の措置で入所する施設です。介護保険施設ではありません。
- 要支援1ようしえんいち
- 要介護認定のなかで、もっとも軽い区分です。身の回りのことはほぼ自分でできますが、生活の一部に支援が必要な状態です。
- 要支援者ようしえんしゃ
- 要支援認定で要支援1または2と認定された人です。介護予防サービスなどの予防給付や、総合事業のサービスを使えます。
- 要支援状態ようしえんじょうたい
- 日常生活の動作の一部に見守りや手助けが必要で、介護が必要な状態になるのを防ぐための支援が必要な状態です。要支援1・2に分かれます。
- 要支援2ようしえんに
- 要支援1より支援が必要な状態です。立ち上がりや歩行が不安定なことが多く、介護予防の支援で状態の改善が見込まれます。
- 要支援認定ようしえんにんてい
- 日常生活に支援が必要な状態かどうかを市町村が判定することです。要支援1・2と認定されると、介護予防サービスなどを使えます。
- 洋式便器等への便器の取替えようしきべんきとうへのべんきのとりかえ
- 和式の便器を洋式の便器に取りかえる工事です。しゃがむ姿勢がつらい人の立ち座りが楽になり、住宅改修の対象になります。
- 腰痛予防ようつうよぼう
- 介護する人が腰を痛めないように工夫することです。ボディメカニクスの活用、福祉用具の使用、無理な姿勢をさけることなどがあります。
- 要配慮者ようはいりょしゃ
- 高齢者、障がいのある人、乳幼児など、災害のときに特に配慮が必要な人のことです。災害対策基本法で定められています。
- 要配慮者利用施設ようはいりょしゃりようしせつ
- お年寄りや障害のある人など、避難に配慮が必要な人が使う施設です。浸水や土砂災害の危険がある区域では、避難確保計画を作り訓練を行うことが義務です。
- 腰部脊柱管狭窄症ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう別の言い方:脊柱管狭窄症
- 腰の背骨の中にある神経の通り道がせまくなり、足のしびれや痛みが出る病気です。少し歩くと足が痛み、休むとまた歩けるようになるのが特徴です。
- 要約ようやく
- 相手の話の要点をまとめて伝え返す傾聴の技法です。おたがいの理解がずれていないかを確かめ、相手が考えを整理するのを助けます。
- 要約体ようやくたい
- たくさんの出来事や情報の中から、大切な点をまとめて書く記録の書き方です。
- 養老院ようろういん
- 戦前から戦後にかけて、身寄りや生活のお金がないお年寄りを住まわせて世話をした施設のよび名です。1963年の老人福祉法で養護老人ホームなどに引きつがれました。
- 余暇活動よかかつどう
- 仕事や生活に必要なこと以外の自由な時間に、楽しみのために行う活動です。趣味やレクリエーションなどがあります。
- 予期悲嘆よきひたん
- 大切な人の死が近いことを知ったときに、亡くなる前から感じる悲しみや不安のことです。
- 預金口座の凍結よきんこうざのとうけつ
- 口座の名義人が亡くなったことなどを金融機関が知ると、引き出しなどができなくなることです。相続の手続きが終わるまで、家族でも自由に使えなくなります。
- 抑うつよくうつ別の言い方:うつ状態
- 気分が落ちこみ、楽しいと感じにくくなる状態です。認知症の初めのころに見られることがあり、自分の変化に気づいた不安などが関係するといわれます。
- 抑肝散よくかんさん
- 漢方薬の一つで、認知症の方の興奮やいらいらなどの症状に対して使われることがあります。むくみなどの副作用が出ることがあり、医師の指示のもとで使います。
- 浴室暖房乾燥機よくしつだんぼうかんそうき
- 浴室を暖めたり、乾かしたりする機器です。入浴前に浴室を暖めておくと、ヒートショックの予防に役立ちます。
- 浴室内すのこよくしつないすのこ
- 浴室の床に敷いて、脱衣所との段差を小さくするすのこです。床の高さをそろえ、つまずきを防ぎます。
- 浴槽台よくそうだい
- 浴槽の中に置く台です。浴槽に入るときの踏み台にしたり、湯船の中で腰かけたりして、出入りや立ち上がりを楽にします。
- 浴槽内いすよくそうないいす
- 浴槽の中に置くいすです。深い浴槽でもしゃがむ高さが浅くなり、立ち上がりやすくなります。入浴補助用具の一つです。
- 浴槽内すのこよくそうないすのこ
- 浴槽の底に沈めて、底を高くするすのこです。浴槽をまたぐ高さや、立ち上がりの負担を小さくします。
- 浴槽用手すりよくそうようてすり
- 浴槽のふちにはさんで取りつける手すりです。工事をしないで、浴槽に出入りするときのつかまる所を作れます。
- 横出しサービスよこだしさーびす
- 介護保険で決められたサービスの種類のほかに、市町村が独自に加えるサービスのことです。市町村特別給付として行われます。
- 横向き嚥下よこむきえんげ
- 首を横に向けて飲みこむ方法です。のどの片側に食べものを通しやすくしたり、残った食べものを飲みこみやすくしたりします。
- 預託商法よたくしょうほう
- 商品を売ったうえで、それを預かって運用し、利益を配ると約束する商法です。大きな消費者被害が起きたため、いまは法律で原則として禁止されています。
- 預貯金詐欺よちょきんさぎ
- 警察官や銀行員などのふりをして「口座が悪用されている」などと言い、キャッシュカードや暗証番号をだまし取る詐欺です。
- 預貯金等の資産要件よちょきんとうのしさんようけん
- 特定入所者介護サービス費を受けるための条件の一つで、預貯金などが一定の額以下であることです。配偶者の資産も含めて確認されます。
- 呼び寄せ介護よびよせかいご
- 離れて暮らしていた親などを、子どもの住む地域に呼び寄せて介護することです。住みなれた環境が変わり、本人が戸惑うこともあります。
- 予防給付よぼうきゅうふ
- 要支援1・2の人が受けられる保険給付です。介護予防サービスや介護予防支援などがあり、状態の悪化を防ぐことを目的としています。
- 予防重視型システムよぼうじゅうしがたしすてむ
- 2005年の介護保険法の改正で目指された、介護が必要になる前から、また軽いうちから、介護予防に力を入れるしくみへの転換のことです。地域包括支援センターなどが生まれました。
- 予防接種法よぼうせっしゅほう
- 感染症を防ぐための予防接種について定めた法律です。お年寄りが受けるインフルエンザや肺炎球菌などの定期接種も、この法律にもとづいて行われます。
- 4M4Eよんえむよんいー
- 事故の原因を人・機械・環境・管理の4つの面で整理し、教育・技術・強化・模範の4つの面から対策を考える分析の方法です。
