高齢者福祉 用語辞典:「ち」
92語のうち 1〜80語め(ちあのー…〜ちょうへ…)
- チアノーゼちあのーぜ
- 血液中の酸素が足りなくなり、くちびるや指先などが青紫色になる状態です。呼吸や心臓のはたらきが悪くなっているサインです。
- 地域医療介護総合確保基金ちいきいりょうかいごそうごうかくほききん
- 消費税の増収分などを使って都道府県に置かれた基金です。介護施設の整備や介護人材の確保などに使われます。
- 地域医療構想ちいきいりょうこうそう
- 都道府県が、将来の人口や病気の変化を見こして、地域ごとに必要な病院のベッドの数や役わり(急性期・回復期など)を考え、医療の形を整えていく計画です。
- 地域医療構想調整会議ちいきいりょうこうそうちょうせいかいぎ
- 地域医療構想を進めるために、地域の病院や医師会、市町村などが集まって、それぞれの病院の役わりやベッドの数を話し合う会議です。
- 地域医療支援病院ちいきいりょうしえんびょういん
- 地域のかかりつけ医から紹介された患者をみたり、医療機器を共同で使えるようにしたりして、地域の医療を支える病院です。都道府県知事が承認します。
- 地域医療連携室ちいきいりょうれんけいしつ
- 病院の中にある部署で、ほかの医療機関や介護事業所との連絡・調整、入院や退院の相談などを行います。医療ソーシャルワーカーなどが働いています。
- 地域医療連携推進法人ちいきいりょうれんけいすいしんほうじん
- 地域の病院や介護施設などをもつ法人どうしが参加して、医療と介護の連携や役わり分担、職員の研修などを一緒に進めるための法人です。都道府県知事が認定します。
- 地域運営組織ちいきうんえいそしき
- 住民や地域の団体が協力してつくり、買い物や移動の支援、見守りなど、地域の課題を自分たちで解決する活動を続ける組織です。
- 地域介護予防活動支援事業ちいきかいごよぼうかつどうしえんじぎょう
- 一般介護予防事業の一つで、住民が主体となった体操教室や通いの場などの介護予防の活動を育て、支える事業です。
- 地域共生社会ちいききょうせいしゃかい
- 高齢者・障がい者・子どもなどの区別なく、地域の住民や団体が支え手・受け手に分かれずに、つながり支え合いながら暮らす社会のことです。
- 地域区分ちいきくぶん
- 地域による人件費の違いを介護報酬に反映させるため、市町村ごとに決めた区分です。区分によって1単位あたりの金額が変わります。
- 地域ケア会議ちいきけあかいぎ
- 市町村や地域包括支援センターが開き、専門職や地域の人が集まって、一人ひとりの支援を考えたり、地域の課題を見つけて解決策を話し合ったりする会議です。
- 地域ケア個別会議ちいきけあこべつかいぎ
- 地域ケア会議のうち、支援が難しい事例などについて、関係者が集まって一人ひとりへの支援の方法を話し合う会議です。
- 地域ケア推進会議ちいきけあすいしんかいぎ
- 地域ケア会議のうち、個別の会議で見えてきた地域の課題について、市町村の単位で解決策や必要な資源づくりを話し合う会議です。
- 地域支援事業ちいきしえんじぎょう
- 要介護状態になるのを防ぎ、地域で暮らし続けられるように市町村が行う事業です。総合事業・包括的支援事業・任意事業があります。
- 地域における公益的な取組ちいきにおけるこうえきてきなとりくみ
- 社会福祉法人に求められる、制度の外で困っている人のために、無料または安い料金で行う地域の福祉活動です。配食や居場所づくり、生活困窮者の支援などがあります。
- 地域福祉ちいきふくし
- 住民、福祉の団体、事業者、行政などが協力して、地域の中でだれもが安心して暮らせるようにする取り組みのことです。
- 地域福祉活動計画ちいきふくしかつどうけいかく
- 社会福祉協議会が中心となり、住民やボランティアなどと一緒につくる、地域福祉を進めるための活動の計画です。
- 地域福祉計画ちいきふくしけいかく
- 市町村が、地域福祉を進めるために定める計画です。社会福祉法にもとづき、高齢者・障がい・子どもなどの分野に共通する方針を示します。
- 地域包括ケア強化法ちいきほうかつけあきょうかほう
- 2017年にできた、地域包括ケアシステムを強くするための介護保険法などの改正をまとめた法律です。介護医療院の創設や共生型サービス、3割負担などが決まりました。
- 地域包括ケア研究会ちいきほうかつけあけんきゅうかい
- 地域包括ケアシステムの考え方を整理し、報告書を出してきた国の研究会です。住まい・医療・介護・予防・生活支援を植木鉢の絵で表したことで知られます。
- 地域包括ケアシステムちいきほうかつけあしすてむ
- 高齢者が住み慣れた地域で最後まで自分らしく暮らせるよう、住まい・医療・介護・介護予防・生活支援を一体的に提供するしくみです。
- 地域包括ケアシステムの植木鉢ちいきほうかつけあしすてむのうえきばち
- 地域包括ケアシステムを、本人の選択と心がまえを受け皿、住まいを鉢、介護予防・生活支援を土、医療・介護・保健などを葉にたとえて表した図です。
- 地域包括ケア病棟ちいきほうかつけあびょうとう
- 急な病気の治療を終えた人や、家や施設で具合が悪くなった人を受け入れ、リハビリなどをして家や施設に戻れるよう支える病院の病棟です。
- 地域包括ケア見える化システムちいきほうかつけあみえるかしすてむ別の言い方:見える化システム
- 国が提供する、介護保険に関する地域のデータをグラフなどで見られるしくみです。市町村が計画づくりで地域の特徴を比べるのに使います。
- 地域包括支援センターちいきほうかつしえんせんたー別の言い方:包括
- 市町村が設置する高齢者の総合相談窓口です。保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員などが、介護・福祉・健康・権利擁護の相談に応じます。
- 地域包括支援センター運営協議会ちいきほうかつしえんせんたーうんえいきょうぎかい
- 地域包括支援センターが公正・中立に運営されているかを確かめるため、市町村が置く会議です。センターの設置や評価にかかわります。
- 地域マネジメントちいきまねじめんと
- 市町村が地域の課題をデータなどから見つけ、目標を決めて、住民や事業所と一緒に取り組み、その結果をふり返るくり返しのことです。介護保険事業計画とあわせて進めます。
- 地域密着型介護サービス費ちいきみっちゃくがたかいごさーびすひ
- 要介護の人が指定地域密着型サービスを使ったときに、介護保険から支払われる費用です。
- 地域密着型介護予防サービスちいきみっちゃくがたかいごよぼうさーびす
- 要支援の人が使う地域密着型のサービスです。介護予防小規模多機能型居宅介護や介護予防認知症対応型通所介護などがあります。
- 地域密着型介護老人福祉施設ちいきみっちゃくがたかいごろうじんふくししせつ別の言い方:地域密着型特養、小規模特養
- 定員の少ない特別養護老人ホームです。地域密着型サービスなので、原則としてその市区町村に住む人が利用します。
- 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護ちいきみっちゃくがたかいごろうじんふくししせつにゅうしょしゃせいかつかいご別の言い方:地域密着型特養、小規模特養
- 定員の小さい特別養護老人ホームで、入所する人に介護などを行う地域密着型サービスです。市町村が指定します。
- 地域密着型サービスちいきみっちゃくがたさーびす
- 住み慣れた地域で暮らし続けられるように、市町村が事業者を指定するサービスです。原則として、その市町村の住民だけが使えます。
- 地域密着型サービス運営委員会ちいきみっちゃくがたさーびすうんえいいいんかい
- 地域密着型サービスの事業者の指定や基準について、市町村が関係者の意見を聞くために置く会議です。
- 地域密着型通所介護ちいきみっちゃくがたつうしょかいご
- 定員の小さいデイサービスです。内容は通所介護と同じですが、市町村が指定する地域密着型サービスなので、原則その市町村の人が利用します。
- 地域密着型特定施設入居者生活介護ちいきみっちゃくがたとくていしせつにゅうきょしゃせいかつかいご
- 定員の小さい介護専用の有料老人ホームなどに住む人が、その施設の職員から介護を受ける地域密着型サービスです。
- 地域リハビリテーションちいきりはびりてーしょん
- 障がいのある人や高齢者が、住みなれた地域でいきいきと暮らせるように、医療・介護・地域の人たちが協力して行うリハビリの考え方と活動です。
- 地域リハビリテーション活動支援事業ちいきりはびりてーしょんかつどうしえんじぎょう
- 一般介護予防事業の一つで、リハビリの専門職が通いの場や地域ケア会議などにかかわり、地域の介護予防の取り組みを強める事業です。
- 地域連携クリティカルパスちいきれんけいくりてぃかるぱす
- 脳卒中や大腿骨頸部骨折などで、急性期の病院から回復期の病院、自宅までの治療の計画を、複数の医療機関が共有して切れ目なくつなぐしくみです。
- チームオレンジちーむおれんじ
- 認知症サポーターなどがチームをつくり、認知症の人や家族の困りごとに合わせて、外出の付き添いや話し相手など具体的な支援を行うしくみです。
- チームオレンジコーディネーターちーむおれんじこーでぃねーたー
- 市町村などで、チームオレンジの立ち上げや運営を支え、メンバーと本人・家族をつなぐ役割をもつ人です。
- チェア浴ちぇあよく別の言い方:座位式入浴
- 専用のいすに座ったまま、浴槽に入る機械浴です。座る姿勢を保てるが、立ったりまたいだりが難しい人に向いています。
- チェーンストークス呼吸ちぇーんすとーくすこきゅう
- 呼吸がだんだん大きくなったあと小さくなり、しばらく止まることをくり返す呼吸です。重い心臓の病気や終末期などに見られます。
- 知覚過敏ちかくかびん
- 冷たい物や歯ブラシがふれたときに、歯がしみるように痛む状態です。歯ぐきが下がって歯の根元が出ると起こりやすくなります。
- 地区社会福祉協議会ちくしゃかいふくしきょうぎかい別の言い方:地区社協
- 小学校区や中学校区などの身近な地区ごとに、住民が中心になってつくる福祉の組織です。見守りやサロンなどの活動を行います。
- 蓄尿バッグちくにょうばっぐ別の言い方:採尿バッグ
- 膀胱留置カテーテルにつないで、尿をためておく袋です。尿が逆流しないよう膀胱より低い位置に置き、床にはつけないようにします。
- 窒息ちっそく
- 食べ物などがのどや気管につまって、息ができなくなることです。命に関わるので、すぐに取り除く処置と救急の連絡が必要です。
- 遅発性パラフレニーちはつせいぱらふれにー
- 高齢になってから、物をとられる、誰かが家に入ってくるといった妄想や幻聴が現れる状態です。一人暮らしの人や耳の聞こえにくい人に多いといわれています。
- 地方厚生局ちほうこうせいきょく
- 厚生労働省の地方の出先機関です。全国にいくつかあり、複数の都道府県にまたがる介護サービス事業者の業務管理体制の届け出などを担当します。
- 着衣失行ちゃくいしっこう
- 手足は動くのに、服の前後や裏表、袖の通し方が分からなくなり、うまく着られない状態です。脳の病気や認知症で見られます。
- 着衣着火ちゃくいちゃっか
- ガスコンロや仏壇のろうそくの火などが、着ている服に燃えうつることです。動きがおそいお年寄りは大きなやけどになりやすく、防炎の服などで防ぎます。
- 着脱ちゃくだつ
- 服を着たり脱いだりすることです。片麻痺がある人は脱健着患の順番で行うと、楽に着替えられます。
- 注意障害ちゅういしょうがい
- 一つのことに集中し続ける、いくつかのことに同時に気を配るなどが難しくなる症状です。気が散りやすくなったり、うっかりが増えたりします。
- 中央社会保険医療協議会ちゅうおうしゃかいほけんいりょうきょうぎかい別の言い方:中医協
- 診療報酬の点数などについて話し合い、厚生労働大臣に答える国の会議です。医療保険を払う側、医療を行う側、中立の立場の人が集まります。
- 中核機関ちゅうかくきかん
- 地域で成年後見制度などの権利擁護の支援を進めるための中心となる機関です。相談の受付、制度の広報、後見人の支援、関係機関のつなぎ役などを行います。
- 中核症状ちゅうかくしょうじょう別の言い方:認知機能障害
- 脳の神経細胞が傷つくことで直接起こる症状です。記憶障害、見当識障害、実行機能障害、失語・失行・失認、判断力の低下などがあり、多くの方に見られます。
- 中間施設ちゅうかんしせつ
- 病院と家庭の間をつなぐ施設という考え方です。1980年代に議論され、リハビリをして家に帰ることを目指す老人保健施設(いまの介護老人保健施設)が生まれました。
- 中間のとろみちゅうかんのとろみ
- 学会分類のとろみの段階の真ん中のものです。スプーンを傾けるととろとろと流れ、口の中で広がりにくいくらいのとろみです。
- 中間評価項目ちゅうかんひょうかこうもく
- 一次判定で、基本調査の結果を身体機能・生活機能・認知機能などのまとまりごとに点数にしたものです。要介護度を考える参考になります。
- 中高齢寡婦加算ちゅうこうれいかふかさん
- 夫が亡くなったときに一定の年齢以上で子のいない妻などが受け取る遺族厚生年金に、65歳になるまで上乗せされるお金です。
- 中山間地域等における小規模事業所加算ちゅうさんかんちいきとうにおけるしょうきぼじぎょうしょかさん
- 中山間地域などにある小さな規模の事業所が、訪問系のサービスなどを行ったときに受け取れる加算です。
- 中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算ちゅうさんかんちいきとうにきょじゅうするものへのさーびすていきょうかさん
- ふだんの実施地域をこえて、中山間地域などに住む利用者にサービスを提供したときに受け取れる加算です。
- 中耳炎ちゅうじえん
- 鼓膜の奥にある中耳に炎症が起きる病気です。耳の痛みや耳だれ、聞こえにくさがあり、高齢者では長引いて難聴の原因になることもあります。
- 中重度者ケア体制加算ちゅうじゅうどしゃけあたいせいかさん
- 通所介護などで、看護職員や介護職員を基準より多く置き、中重度の利用者を多く受け入れている事業所の加算です。
- 中心静脈栄養ちゅうしんじょうみゃくえいよう別の言い方:IVH、TPN
- 心臓に近い太い静脈に管を入れ、点滴で体に必要な栄養を入れる方法です。口や腸から栄養をとれない人に行い、管からの感染に注意します。
- 中途覚醒ちゅうとかくせい
- 夜中に何度も目が覚めて、その後なかなか眠れない状態です。トイレや体の痛みなどが原因になります。
- 昼夜逆転ちゅうやぎゃくてん
- 昼に眠り、夜に起きているように、生活のリズムが逆になった状態です。日中に光を浴び、活動することで整えます。
- 腸管出血性大腸菌感染症ちょうかんしゅっけつせいだいちょうきんかんせんしょう別の言い方:O157
- 毒素を出す大腸菌によって起こる感染症です。激しい腹痛と血の混じった下痢が出て、高齢者や子どもでは重い合併症を起こすことがあります。
- 長期記憶ちょうききおく
- 長い期間にわたって保たれる記憶です。思い出や知識、体で覚えた動作などがあり、認知症でも昔のことはよく覚えている方が多くいます。
- 長期目標ちょうきもくひょう
- ケアプランで、生活全般の解決すべき課題に対して、最終的に目指す姿を書いた目標です。
- 超強化型ちょうきょうかがた
- 老健の報酬の区分で、在宅復帰や在宅療養の支援の指標が最も高く、決められた要件を満たした施設の区分です。
- 長期利用者に対する減算ちょうきりようしゃにたいするげんさん
- 短期入所生活介護などを、長い期間続けて利用している人について、報酬が減らされるしくみです。短期入所が長期の入所の代わりにならないようにするためです。
- 超高齢社会ちょうこうれいしゃかい
- 一般に、高齢化率が21%をこえた社会のことです。日本は2007年にこの段階に入り、世界でもっとも高齢化が進んだ国の1つです。
- 長座位ちょうざい
- ベッドや床の上で、両足を前にまっすぐのばして座った姿勢のことです。上半身を起こして座るので、後ろに倒れないよう支えが必要なこともあります。
- 長時間訪問看護加算ちょうじかんほうもんかんごかさん
- 特別な管理が必要な利用者に、決められた時間をこえる長い訪問看護を行ったときの加算です。長い時間の見守りやケアを評価します。
- 長時間夜勤ちょうじかんやきん
- 2交代制などで、夕方から次の日の朝まで続けて働く長い夜勤のことです。疲れや健康への影響が心配されるため、仮眠の時間をとることが大切です。
- 長寿社会ちょうじゅしゃかい
- 多くの人が長生きするようになった社会のことです。長い高齢期をどう健康で豊かに過ごすかが課題とされています。
- 調整交付金ちょうせいこうふきん
- 国が市町村に配るお金の一部で、後期高齢者の多さや住民の所得の違いによる市町村の財政の差をならすために使われます。
- 貼付薬ちょうふやく別の言い方:貼り薬
- 皮膚に貼って、薬の成分を体に取りこむ薬です。痛み止めのほか、認知症や心臓の病気などの薬もあります。貼る場所を毎回変えて、皮膚のかぶれを防ぎます。
- 腸閉塞ちょうへいそく別の言い方:イレウス
- 腸の中身が先に進まなくなる状態です。おなかが張る・強い腹痛・吐き気や嘔吐・便やおならが出ないなどの症状があり、急いで治療が必要です。
