高齢者福祉 用語辞典:「き」
163語のうち 81〜160語め(きゅうふ…〜きんとう…)
- 給付管理票きゅうふかんりひょう
- 居宅介護支援事業者が、利用者ごとに1か月のサービスの計画を区分支給限度基準額の中で管理し、国民健康保険団体連合会に出す書類です。
- 給付制限きゅうふせいげん
- 保険料を長く滞納している人などに対して、介護保険の給付の一部を制限することです。償還払いへの変更や給付の差し止め、給付額の減額があります。
- 給付調整きゅうふちょうせい
- 医療保険と介護保険の両方から同じようなサービスが出せるときに、どちらから給付するかを決めることです。原則として介護保険が優先されます。
- 急変時対応きゅうへんじたいおう
- 利用者の状態が急に悪くなったときの対応です。意識や呼吸を確かめ、救急車を呼ぶ、医師や看護師、家族に連絡するなどの手順を事前に決め、職員で共有しておきます。
- 休養きゅうよう
- 心と体の疲れをとるために休むことと、元気を養うために趣味などで気分転換することの両方をふくむ考え方です。
- 共依存きょういぞん
- 相手の世話をすることに自分の存在価値を感じ、相手との関係にとらわれてしまう状態です。介護をする家族が抱えこみすぎる背景にあることがあります。
- 仰臥位ぎょうがい別の言い方:背臥位
- あお向けに寝た姿勢のことです。体を支える面が広いので最も安定しますが、長く続けると背中やおしりに床ずれができやすくなります。
- 境界型糖尿病きょうかいがたとうにょうびょう別の言い方:糖尿病予備群
- 血糖値が正常より高いものの、糖尿病と診断されるほどではない状態です。食事や運動を見直すことで、糖尿病になるのを防ぐことが期待できます。
- 協会けんぽきょうかいけんぽ別の言い方:全国健康保険協会
- 主に中小企業で働く人と、その家族が入る健康保険です。全国健康保険協会が運営し、介護保険の第2号被保険者の保険料も一緒に集めます。
- 境界層措置きょうかいそうそち別の言い方:境界層該当
- 本来の負担なら生活保護が必要になる人に、より低い保険料や負担の基準を当てはめることで、生活保護を受けなくてすむようにするしくみです。
- 共感きょうかん
- 相手の気持ちを、相手の立場に立って同じように感じとろうとすることです。かわいそうと思う同情とはちがいます。
- 共感的理解きょうかんてきりかい
- 相手の感じている世界を、あたかも自分のことのように理解しようとすることです。ただし、自分の気持ちと相手の気持ちは区別します。
- 協議体きょうぎたい
- 生活支援体制整備事業で、市町村や生活支援コーディネーター、住民団体などが集まり、地域の支え合いについて話し合う場です。
- 胸骨圧迫きょうこつあっぱく別の言い方:心臓マッサージ
- 心臓が止まった人の胸の真ん中を、強く・速く・絶え間なく押して、心臓のかわりに全身へ血液を送ることです。心肺蘇生の中心となる手当てです。
- 共済組合きょうさいくみあい
- 公務員や私立学校の先生などが入る、医療保険や年金などを運営する団体です。健康保険と同じように医療の給付を行います。
- 行事食ぎょうじしょく
- お正月のおせちやひな祭りのちらしずしなど、季節の行事に合わせた食事です。施設では、季節を感じ、食べる楽しみを広げる大切な機会になります。
- 共助きょうじょ
- 介護保険や医療保険のように、保険料を出し合って、加入者どうしで支え合うしくみのことです。地域包括ケアシステムの考え方の1つです。
- 共食きょうしょく
- 家族や友人、地域の人などと一緒に食事をすることです。食事が楽しくなり、食べる量が増えたり、孤立を防いだりする効果があります。
- 狭心症きょうしんしょう
- 心臓に血液を送る血管がせまくなり、心臓に送られる血液が一時的に足りなくなって、胸がしめつけられるように痛む病気です。
- 胸水きょうすい
- 肺のまわりにある胸の中のすき間に、水がたまった状態です。心不全・肺炎・がんなどで起こり、たまる量が多いと息苦しくなります。
- 共生型サービスきょうせいがたさーびす
- 高齢者と障がいのある人が同じ事業所でサービスを受けられるしくみです。障害福祉の事業所が介護保険の指定も受けやすくなっています。
- 共生社会きょうせいしゃかい
- 認知症の方を含め、すべての人が互いに人格と個性を尊重し、支え合いながら暮らせる社会のことです。認知症基本法が目指す社会として示されています。
- 共生と予防きょうせいとよぼう
- 認知症施策推進大綱で示された考え方です。認知症があっても希望をもって暮らせる「共生」と、認知症になるのをおくらせたり進行をゆるやかにしたりする「予防」を指します。
- 胸痛きょうつう
- 胸の痛みのことです。心筋梗塞や大動脈解離など命にかかわる病気のこともあるため、強い痛みや冷や汗をともなうときはすぐに救急車を呼びます。
- 共同生活室きょうどうせいかつしつ
- ユニットごとに設けられた、入居者が食事をしたり、くつろいだり、交流したりするための共用の部屋です。居間の役わりをもちます。
- 共同生活住居きょうどうせいかつじゅうきょ別の言い方:ユニット
- 認知症グループホームで、少人数の入居者がいっしょに暮らす生活の単位です。居室と、居間や食堂などの共用の場所があります。
- 共同募金きょうどうぼきん別の言い方:赤い羽根共同募金
- 社会福祉法にもとづいて、都道府県ごとに毎年行われる寄付の運動です。赤い羽根が目じるしで、集まったお金は地域の福祉活動などに使われます。
- 胸部X線検査きょうぶえっくすせんけんさ別の言い方:胸部レントゲン
- 胸にX線をあてて、肺や心臓の写真をとる検査です。肺炎や結核、肺がん、心臓の大きさ、胸水などを調べるのに使われます。
- 胸膜炎きょうまくえん
- 肺をつつむ胸膜に炎症が起きる病気です。息を吸うときの胸の痛みや、胸に水がたまることによる息苦しさが出ます。感染症やがんなどが原因になります。
- 業務改善ぎょうむかいぜん
- 仕事の流れや方法を見直して、むだを減らし、時間や手間を少なくする取り組みです。生まれた時間を利用者と向き合うケアにあてることを目指します。
- 業務管理体制ぎょうむかんりたいせい
- 介護サービス事業者が法令を守って運営するためにつくる体制です。法令遵守責任者の選任などを行い、行政に届け出ます。
- 業務継続計画ぎょうむけいぞくけいかく別の言い方:BCP
- 感染症の流行や大きな災害が起きても、介護サービスを止めずに続けたり早く再開したりするための計画です。介護事業所はつくることが義務です。
- 業務継続計画未策定減算ぎょうむけいぞくけいかくみさくていげんさん
- 感染症や災害が起きてもサービスを続けるための業務継続計画(BCP)をつくっていない事業所の介護報酬を減らすしくみです。
- 業務独占ぎょうむどくせん
- 資格をもっている人だけが、その仕事を行えることです。医師や看護師などの資格がこれにあたります。
- 業務の切り分けぎょうむのきりわけ
- 介護の仕事を、専門の知識や技術が必要なものと、そうでない周りの仕事に分けることです。周りの仕事を介護助手などに任せ、介護職は専門のケアに集中できます。
- 共用型認知症対応型通所介護きょうようがたにんちしょうたいおうがたつうしょかいご
- グループホームや地域密着型特養などの居間や食堂を使い、入居者といっしょに、認知症の人を通いで受け入れる形の認知症デイサービスです。
- 共用部きょうようぶ別の言い方:共用スペース
- 食堂や談話室、浴室、廊下など、入居者みんなで使う場所のことです。ほかの入居者や職員とふれあう場にもなります。
- 協力医療機関きょうりょくいりょうきかん
- 施設や事業所が、利用者の病状が急に変わったときなどに備えて、あらかじめ協力を約束している病院や診療所です。
- 協力医療機関連携加算きょうりょくいりょうきかんれんけいかさん
- 施設などが協力医療機関と定期的に会議を開き、入所者の病歴などの情報を共有している場合の加算です。
- 虚血性心疾患きょけつせいしんしっかん
- 心臓に血液を送る血管がせまくなったりつまったりして起こる病気をまとめた呼び方です。狭心症と心筋梗塞があります。
- 虚血性大腸炎きょけつせいだいちょうえん
- 大腸への血の流れが一時的に悪くなり、急な腹痛のあとに下痢や血便が出る病気です。便秘や動脈硬化のある高齢者に多くみられます。
- 居室きょしつ
- 施設や高齢者住宅で、入居者が寝たり過ごしたりする部屋のことです。個室や多床室などの種類があり、広さや設備は施設によってちがいます。
- 居住サポート住宅きょじゅうさぽーとじゅうたく別の言い方:居住安定援助賃貸住宅
- 居住支援法人などが、入居した人の安否確認や見守りを行い、必要なときに福祉のサービスにつなぐ賃貸住宅です。市区町村などが認定します。
- 居住支援協議会きょじゅうしえんきょうぎかい
- 自治体、不動産の団体、居住支援法人、福祉の団体などが集まり、住まいを借りにくい人の入居を進めるために話し合う場です。
- 居住支援法人きょじゅうしえんほうじん
- 住まいを借りにくい人に、家さがしの手伝いや入居後の見守り、相談などを行う法人です。都道府県が指定します。
- 居住費きょじゅうひ
- 介護保険施設に入所しているときの部屋代や光熱水費にあたる費用です。介護保険の給付の対象外で、原則として利用者が負担します。
- 拒食きょしょく
- 食事をとらない、食べることを嫌がる状態です。口の中の痛み、飲みこみにくさ、食器や食べ物が分からないことなどが原因のこともあり、理由を確かめることが大切です。
- 居宅介護サービス計画費きょたくかいごさーびすけいかくひ
- 居宅介護支援(ケアプランの作成など)にかかる費用として、介護保険から支払われるお金です。全額が保険から出るため、利用者の負担はありません。
- 居宅介護サービス費きょたくかいごさーびすひ
- 要介護の人が指定居宅サービスを使ったときに、介護保険から支払われる費用です。ふつうは事業者に直接支払われます。
- 居宅介護支援きょたくかいごしえん
- 介護支援専門員が要介護の人のケアプランをつくり、事業所との連絡や調整を行うサービスです。利用者の自己負担はありません。
- 居宅介護支援経過きょたくかいごしえんけいか別の言い方:支援経過記録、第5表
- ケアマネジャーが、利用者や家族、事業所とのやりとりや判断の理由などを、日付ごとに記録する書類です。
- 居宅介護支援事業所きょたくかいごしえんじぎょうしょ
- ケアマネジャーがいて、居宅介護支援を行う事業所です。管理者は原則として主任介護支援専門員とされています。
- 居宅介護住宅改修費きょたくかいごじゅうたくかいしゅうひ別の言い方:住宅改修費
- 手すりの取り付けや段差の解消など、決められた小さな住宅の改修をしたときに、介護保険から支給されるお金です。上限額があります。
- 居宅介護福祉用具購入費きょたくかいごふくしようぐこうにゅうひ別の言い方:福祉用具購入費
- 入浴や排せつに使う福祉用具など、貸し出しになじまない特定福祉用具を買ったときに、介護保険から支給されるお金です。年度ごとに上限があります。
- 居宅サービスきょたくさーびす
- 自宅で暮らす人が使う介護保険のサービスです。訪問介護、通所介護、短期入所生活介護、福祉用具貸与などがあり、都道府県が事業者を指定します。
- 居宅サービス計画きょたくさーびすけいかく別の言い方:ケアプラン
- 自宅で暮らす要介護の人が、どのサービスをいつどれだけ使うかを決めた計画です。ふつうは介護支援専門員が本人や家族と相談してつくります。
- 居宅サービス計画作成依頼届出書きょたくさーびすけいかくさくせいいらいとどけでしょ
- どの居宅介護支援事業者にケアプランの作成を頼むかを、市町村に届け出る書類です。届け出ることで、サービスを現物給付で使えるようになります。
- 居宅サービス計画書きょたくさーびすけいかくしょ
- ケアプランを書く書類です。利用者や家族の意向、援助の方針(第1表)、課題・目標・サービス内容(第2表)などで構成されます。
- 居宅療養管理指導きょたくりょうようかんりしどう
- 通院がむずかしい人の自宅を、医師・歯科医師・薬剤師・管理栄養士・歯科衛生士などが訪ねて、療養上の管理や指導を行うサービスです。
- 去痰薬きょたんやく
- 痰をやわらかくしたり、さらさらにしたりして、出しやすくする薬です。かぜや気管支の病気などで、痰がからむときに使われます。
- 寄与分きよぶん
- 相続人の中で、亡くなった人の介護や家業の手伝いなどをして財産の維持や増加に特別に貢献した人が、ほかの相続人より多く受け取れる分のことです。
- ギラン・バレー症候群ぎらんばれーしょうこうぐん
- かぜや下痢などの感染のあとに、免疫が末梢神経を攻撃し、手足の力が急に入らなくなる病気です。呼吸の筋肉が弱ることもあり、早い治療が必要です。
- 起立訓練きりつくんれん
- いすやベッドから立ち上がる動作をくり返す訓練です。足の筋力をつけ、トイレや移動などの生活の動作を楽にします。
- 起立性低血圧きりつせいていけつあつ
- 寝た姿勢や座った姿勢から立ち上がったときに血圧が急に下がり、立ちくらみやめまいが起こる状態です。転倒の原因になるため、ゆっくり立つことが大切です。
- 記録の整備きろくのせいび
- サービスの計画や提供の記録、事故や苦情の記録などを整えて、決められた期間保存することです。運営基準で求められています。
- 筋萎縮きんいしゅく
- 筋肉がやせて細くなることです。体を動かさないことや、神経・筋肉の病気などが原因で起こります。
- 筋萎縮性側索硬化症きんいしゅくせいそくさくこうかしょう別の言い方:ALS
- 筋肉を動かす神経が少しずつはたらかなくなり、手足・のど・呼吸の筋肉がやせて力が入らなくなっていく病気です。国の指定難病の一つです。
- 緊急小口資金きんきゅうこぐちしきん
- 生活福祉資金の一つで、急なできごとで一時的に生活費が足りなくなったときに、少しのお金を借りられるしくみです。社会福祉協議会が窓口です。
- 緊急時等居宅カンファレンス加算きんきゅうじとうきょたくかんふぁれんすかさん
- 病院や診療所の求めで、ケアマネジャーが医師などといっしょに利用者の自宅を訪ね、話し合ってサービスを調整したときの加算です。
- 緊急時訪問介護加算きんきゅうじほうもんかいごかさん
- ケアプランにない身体介護を、利用者や家族から頼まれ、ケアマネジャーが必要と認めて急に行ったときの訪問介護の加算です。
- 緊急時訪問看護加算きんきゅうじほうもんかんごかさん
- 訪問看護ステーションが、利用者や家族からの相談にいつでも応じ、必要なときには急いで訪問できる体制をとっている場合の加算です。
- 緊急短期入所受入加算きんきゅうたんきにゅうしょうけいれかさん
- ケアプランにない短期入所を、家族の急な事情などで、ケアマネジャーが必要と認めて急に受け入れたときの加算です。
- 緊急通報システムきんきゅうつうほうしすてむ別の言い方:緊急通報装置
- 一人暮らしの高齢者などが、急に具合が悪くなったときにボタンを押すと、受付センターなどにつながるしくみです。市区町村が行っていることが多いです。
- 緊急やむを得ない場合きんきゅうやむをえないばあい
- 身体拘束が例外として認められる場合のことです。切迫性・非代替性・一時性の3つの要件をすべて満たし、手続きと記録を慎重に行う必要があります。
- 緊急やむを得ない場合の三要件きんきゅうやむをえないばあいのさんようけん別の言い方:三要件
- 身体拘束が例外として認められるための3つの条件で、切迫性・非代替性・一時性のすべてを満たし、手続きと記録が必要です。
- 緊急連絡先きんきゅうれんらくさき
- 急な病気やけが、事故のときに連絡する相手のことです。入院や施設入所、賃貸住宅の契約などで求められ、身寄りのない人では確保が課題になります。
- 筋固縮きんこしゅく別の言い方:筋強剛
- 筋肉がかたくこわばり、手足を動かそうとすると抵抗を感じる状態です。パーキンソン病の主な症状の一つです。
- 近時記憶きんじきおく
- 数分から数日前くらいの出来事の記憶です。アルツハイマー型認知症では、この近時記憶が早い時期から弱くなりやすいといわれます。
- 禁食きんしょく別の言い方:絶食
- 病気の治療や検査、誤嚥の危険などのために、口から食べたり飲んだりすることを止めることです。
- 均等割きんとうわり
- 保険料のうち、加入者全員が同じ額を負担する部分です。所得の低い世帯は軽減を受けられます。
