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高齢者福祉 用語辞典:「こ」

207語のうち 81〜160語め(こうてき…〜こしつ…)

公的扶助こうてきふじょ
生活に困っている人に、国や自治体が税金を使って最低限の生活を守るためのお金やサービスを出すしくみです。日本では生活保護がその中心です。
喉頭挙上こうとうきょじょう
飲みこむときに、のどぼとけのあたり(喉頭)が上に持ち上がる動きです。気管の入り口を閉じるのに大切な動きです。
行動障害型前頭側頭型認知症こうどうしょうがいがたぜんとうそくとうがたにんちしょう別の言い方:bvFTD
前頭側頭型認知症のうち、行動や性格の変化が中心のタイプです。周りに気をつかうことが難しくなる、同じ行動をくり返すなどの症状が見られます。
喉頭侵入こうとうしんにゅう
食べものなどが気管の入り口の近く(喉頭)まで入りこんだものの、声帯より下には入っていない状態です。
口内炎こうないえん
口の中の粘膜にできる炎症です。痛みで食事がとりにくくなることがあり、入れ歯が当たってできることもあります。
高尿酸血症こうにょうさんけっしょう
血液中の尿酸の値が高い状態です。痛風や腎臓の病気の原因になり、食事や飲酒、体質などが関係します。
抗認知症薬こうにんちしょうやく
認知症の症状の進み方をゆるやかにすることを目指して使われる薬です。効き方には個人差があり、副作用も含めて医師とよく相談しながら使います。
高年齢求職者給付金こうねんれいきゅうしょくしゃきゅうふきん
65歳以上で雇用保険に入って働いていた人が仕事を失い、次の仕事を探すときに、雇用保険から一時金として支給されるお金です。
高年齢雇用継続給付こうねんれいこようけいぞくきゅうふ
60歳以降も働き続ける人の賃金が、それまでより大きく下がったときに、雇用保険から支給されるお金です。条件や金額は改正で変わることがあります。
高年齢者雇用安定法こうねんれいしゃこようあんていほう別の言い方:高年齢者等の雇用の安定等に関する法律
高齢者が働き続けられるよう、事業主に定年の引き上げや継続雇用制度の導入などを求める法律です。
高年齢者就業確保措置こうねんれいしゃしゅうぎょうかくほそち
高年齢者雇用安定法で、70歳まで働ける機会をつくるよう企業に求めている取り組みです。定年の引き上げや継続雇用、業務委託などの方法があります。
後発白内障こうはつはくないしょう
白内障の手術から時間がたって、眼内レンズを支える膜が濁り、また見えにくくなる状態です。多くはレーザーによる短い処置で改善します。
公費負担こうひふたん
国・都道府県・市町村が、税金などからお金を出して費用の一部をまかなうことです。介護保険のお金は、保険料と公費でおおよそ半分ずつまかなわれています。
公費負担医療こうひふたんいりょう
国や自治体のお金で医療費などを負担する制度です。生活保護や原爆被爆者の援護などが当てはまり、介護保険の自己負担分を公費が負担する場合があります。
高頻度接触面こうひんどせっしょくめん
ドアノブや手すり、スイッチ、テーブルなど、多くの人がよくさわる場所のことです。感染症を広げないため、定期的にふいて消毒します。
抗不安薬こうふあんやく
不安や緊張をやわらげる薬です。眠気・ふらつき・もの忘れなどの副作用が出ることがあり、高齢者では転倒に注意します。
興奮こうふん
気持ちが高ぶって、落ち着かなくなったり大きな声を出したりする状態です。痛みや不安、環境の変化などが背景にあることがあり、原因をさぐることが大切です。
公募指定こうぼしてい
市町村が、一部の地域密着型サービスなどについて、事業者を公募で選んで指定するしくみです。地域に必要な量のサービスを計画的に整えるために使われます。
高齢運転者こうれいうんてんしゃ別の言い方:高齢ドライバー
車を運転するお年寄りのことです。年をとると判断や体の動きがおそくなることがあるため、免許の更新時の講習や検査など、事故を防ぐしくみが設けられています。
高齢運転者標識こうれいうんてんしゃひょうしき別の言い方:高齢者マーク、もみじマーク
70歳以上の運転者が、体の働きの低下が運転に影響するおそれがあるとき、車につけるように努めるマークです。まわりの車は幅寄せなどをしてはいけません。
高齢化社会こうれいかしゃかい
一般に、高齢化率が7%をこえた社会のことです。日本は1970年にこの段階に入りました。
高齢化に関するマドリッド国際行動計画こうれいかにかんするまどりっどこくさいこうどうけいかく
2002年にスペインのマドリッドで開かれた国連の会議で決まった、世界の高齢化への取り組みの計画です。お年寄りの社会参加や健康、支える環境づくりを示しました。
高齢化率こうれいかりつ
総人口のうち、65歳以上の人がしめる割合のことです。社会の高齢化がどれくらい進んでいるかを表す目安として使われます。
高齢者こうれいしゃ
一般に65歳以上の人のことです。65〜74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と分けて呼びます。
高齢社会こうれいしゃかい
一般に、高齢化率が14%をこえた社会のことです。日本は1994年にこの段階に入りました。
高齢者介護・自立支援システム研究会こうれいしゃかいごじりつしえんしすてむけんきゅうかい
1994年に旧厚生省がつくった研究会です。お年寄りの自立を支える新しい介護のしくみとして、社会保険のやり方を示し、介護保険をつくるきっかけになりました。
高齢社会対策基本法こうれいしゃかいたいさくきほんほう
高齢社会への対策の基本となる考え方を定めた法律です。就業、健康・福祉、学習・社会参加、生活環境などの分野で、国が施策を進めることを定めています。
高齢社会対策大綱こうれいしゃかいたいさくたいこう
高齢社会対策基本法にもとづき、政府が定める高齢社会への対策の中長期的な方針です。
高齢社会白書こうれいしゃかいはくしょ
高齢化の状況や、政府が行った高齢社会への対策をまとめて、毎年国会に報告する報告書です。
高齢者虐待こうれいしゃぎゃくたい
養護者や介護施設の職員などが高齢者を傷つけることです。身体的虐待、介護等放棄、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待の5つの種類があります。
高齢者虐待対応状況調査こうれいしゃぎゃくたいたいおうじょうきょうちょうさ
厚生労働省が毎年行う、高齢者虐待防止法にもとづく市町村の相談や通報、虐待と判断した件数などの調査です。家族による虐待と施設の職員による虐待に分けてまとめます。
高齢者虐待防止措置未実施減算こうれいしゃぎゃくたいぼうしそちみじっしげんさん
虐待を防ぐための委員会の開催や指針の整備、研修、担当者を置くことなどを行っていない事業所の介護報酬を減らすしくみです。
高齢者虐待防止ネットワークこうれいしゃぎゃくたいぼうしねっとわーく
虐待を防ぎ、早く見つけて対応するために、市町村、地域包括支援センター、民生委員、警察、医療機関などがつながるしくみです。
高齢者虐待防止法こうれいしゃぎゃくたいぼうしほう別の言い方:高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律
高齢者への虐待を防ぎ、虐待を受けた高齢者を守り、介護する家族(養護者)も支えるための法律です。虐待に気づいた人の通報について定めています。
高齢者講習こうれいしゃこうしゅう
一定の年齢以上の方が運転免許を更新するときに受ける講習です。実際の運転や講義を通して、安全運転に必要なことを確かめます。
高齢者施設等感染対策向上加算こうれいしゃしせつとうかんせんたいさくこうじょうかさん
施設などが、感染症が起きたときに協力医療機関と連携できる体制をつくり、医療機関の研修や訓練に参加している場合の加算です。
高齢者住まい法こうれいしゃすまいほう別の言い方:高齢者の居住の安定確保に関する法律
高齢者が安心して住める住まいを増やすための法律です。サービス付き高齢者向け住宅の登録制度などを定めています。
高齢者世帯こうれいしゃせたい
国の統計で、65歳以上の人だけ、またはこれに18歳未満の未婚の人が加わった世帯のことです。
高齢者大学こうれいしゃだいがく別の言い方:シルバー大学、老人大学
自治体などが開く、高齢者のための学びの場です。教養や趣味、地域活動について学び、仲間づくりにも役立っています。
高齢者等終身サポート事業こうれいしゃとうしゅうしんさぽーとじぎょう
身よりのない高齢者などに、身元保証や日常の手伝い、亡くなったあとの手続きなどを契約で行う事業です。国が事業者向けのガイドラインを作っています。
高齢者等避難こうれいしゃとうひなん
市町村が出す避難の情報で、警戒レベル3に当たります。お年寄りや障害のある人など、避難に時間がかかる人とその支援者は、このときに避難を始めます。
高齢者の医療の確保に関する法律こうれいしゃのいりょうのかくほにかんするほうりつ別の言い方:高齢者医療確保法
後期高齢者医療制度や、特定健康診査(特定健診)、前期高齢者の医療費の財政調整などを定めた法律です。
高齢者の住まい法こうれいしゃのすまいほう別の言い方:高齢者住まい法、高齢者の居住の安定確保に関する法律
高齢者が安心して暮らせる住まいを増やすための法律です。サービス付き高齢者向け住宅の登録のしくみなどを決めています。
高齢者のための国連原則こうれいしゃのためのこくれんげんそく
国連が示した、高齢者の自立・参加・ケア・自己実現・尊厳を大切にするための原則です。各国の高齢者施策の指針とされています。
高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施こうれいしゃのほけんじぎょうとかいごよぼうのいったいてきじっし
後期高齢者医療広域連合と市町村が協力し、健診や医療のデータを生かして、高齢者の健康づくりと介護予防を一緒に行う取り組みです。
高齢者のみ世帯こうれいしゃのみせたい
住んでいる人が全員高齢者の世帯のことです。高齢の夫婦だけで暮らす世帯などがあり、老老介護になりやすいといわれます。
高齢者福祉の三原則こうれいしゃふくしのさんげんそく
1980年代にデンマークで示された考え方で、生活の継続性、自己決定の尊重、残っている能力の活用の3つを大切にするというものです。
高齢者向け賃貸住宅こうれいしゃむけちんたいじゅうたく
高齢者が住みやすいよう、バリアフリーにした賃貸住宅の呼び方です。サービス付き高齢者向け住宅や公営住宅の高齢者向けの部屋などがあります。
高齢者向け優良賃貸住宅こうれいしゃむけゆうりょうちんたいじゅうたく別の言い方:高優賃
バリアフリーで緊急時の対応ができる、高齢者向けの賃貸住宅です。今はサービス付き高齢者向け住宅の制度に引きつがれています。
高齢受給者証こうれいじゅきゅうしゃしょう
健康保険や国民健康保険に加入している70歳から74歳の人に交付され、窓口で払う医療費の負担の割合が書かれている証明書です。
声かけこえかけ
介助の前や途中に、これから何をするかを言葉で伝えたり、様子をたずねたりすることです。安心してもらい、本人の協力を得るために欠かせません。
誤嚥ごえん
食べ物・飲み物・だ液などが、食道ではなく気管に入ってしまうことです。肺炎の原因になるので、姿勢や食事の形を工夫して防ぎます。
誤嚥性肺炎ごえんせいはいえん
誤嚥によって口の中の細菌などが肺に入り、起こる肺炎です。高齢者に多く、口腔ケアや食事の姿勢で予防します。
コーチングこーちんぐ
教える側が答えを与えるのではなく、問いかけや話を聞くことで、相手が自分で考えて答えを見つけ、行動できるよう支える方法です。
ゴールドプランごーるどぷらん別の言い方:高齢者保健福祉推進十か年戦略
在宅福祉サービスや施設の整備目標を示した、国の高齢者福祉の計画です。ホームヘルパーやデイサービス、特別養護老人ホームなどの整備が進められました。
ゴールドプラン21ごーるどぷらんにじゅういち
介護保険制度の開始にあわせてつくられた、国の高齢者保健福祉の計画です。介護サービスの基盤づくりや介護予防などを進めました。
5回立ち上がりテストごかいたちあがりてすと
いすから立ち上がってすわる動作を5回くり返す時間をはかるテストです。足の筋力の目安になり、サルコペニアの評価などに使われます。
小刻み歩行こきざみほこう
足を高く上げず、せまい歩幅でちょこちょこと歩く歩き方です。パーキンソン病や正常圧水頭症などで見られ、つまずきやすくなります。
呼吸機能検査こきゅうきのうけんさ別の言い方:スパイロメトリー
息を思いきり吸ったりはいたりして、肺に出入りする空気の量や速さを測る検査です。慢性閉塞性肺疾患や喘息の診断に使われます。
呼吸困難こきゅうこんなん
息が苦しい、空気が足りないと本人が感じる状態です。肺や心臓の病気、貧血、不安などさまざまな原因で起こります。
呼吸数こきゅうすう
1分間に息を吸って吐く回数です。本人が意識すると変わりやすいので、気づかれないように胸やおなかの動きを見て数えます。
呼吸不全こきゅうふぜん
肺のはたらきが落ちて、血液中の酸素が足りなくなったり、二酸化炭素がたまったりした状態です。長く続くものは在宅酸素療法の対象になることがあります。
呼吸リハビリテーションこきゅうりはびりてーしょん
COPDなど呼吸の病気がある人が、呼吸の練習・運動・たんの出し方などを身につけ、息切れを減らして生活しやすくするためのリハビリです。
国際高齢者年こくさいこうれいしゃねん
国際連合が定めた1999年のことです。「すべての世代のための社会をめざして」をテーマに、世界でお年寄りについて考える取り組みが行われました。
国際電話の利用休止こくさいでんわのりようきゅうし
固定電話で、国際電話をかけたり受けたりできないようにする手続きです。海外の番号を使った特殊詐欺を防ぐため、お年寄りに申しこみがすすめられています。
黒色便こくしょくべん別の言い方:タール便
コールタールのように黒くてねばりけのある便です。胃や十二指腸など上の方の消化管からの出血のサインのことがあり、医療職に知らせます。
国勢調査こくせいちょうさ
日本に住むすべての人と世帯を対象に、5年ごとに行われる国のいちばん大きな統計調査です。高齢化率やひとり暮らしのお年寄りの数などのもとになります。
コグニサイズこぐにさいず
計算やしりとりなど頭を使う課題と、足ぶみなどの運動を同時に行うプログラムです。国立長寿医療研究センターが考えた認知症予防の方法です。
国保の都道府県単位化こくほのとどうふけんたんいか
2018年度から、市町村が運営していた国民健康保険に都道府県も加わり、財政の責任をもつ運営の中心になったことです。保険料の計算や窓口は市町村が続けます。
国民皆年金こくみんかいねんきん
すべての国民が、何らかの公的な年金に入るしくみです。日本では1961年に国民年金が始まり、実現しました。
国民皆保険こくみんかいほけん
すべての国民が、何らかの公的な医療保険に入るしくみです。日本では1961年に実現し、だれでも保険証で医療を受けられるようになりました。
国民健康保険こくみんけんこうほけん別の言い方:国保
会社の健康保険などに入っていない人が加入する医療保険です。都道府県と市町村がいっしょに運営し、75歳になると後期高齢者医療制度に移ります。
国民健康保険団体連合会こくみんけんこうほけんだんたいれんごうかい別の言い方:国保連、国保連合会
都道府県ごとにある団体で、介護サービス事業所からの介護給付費の請求を審査して支払うほか、介護サービスの苦情の相談も受けます。
国民健康保険料こくみんけんこうほけんりょう別の言い方:国民健康保険税
国民健康保険に入っている人が払う保険料です。市町村によって、保険料または国民健康保険税として集められ、40〜64歳の人は介護保険の分も一緒に払います。
国民生活基礎調査こくみんせいかつきそちょうさ
厚生労働省が行う、世帯の形や収入、健康、介護の状況などを調べる調査です。だれがだれを介護しているかや、介護が必要になった原因などが分かります。
国民生活センターこくみんせいかつせんたー
消費生活のトラブルについての情報を集めて発信し、全国の消費生活センターを支える国の機関です。商品のテストや相談への対応も行っています。
国民年金こくみんねんきん別の言い方:基礎年金
日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する公的年金です。老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金などを支給します。
国立社会保障・人口問題研究所こくりつしゃかいほしょうじんこうもんだいけんきゅうしょ別の言い方:社人研
厚生労働省の研究機関で、社会保障と人口について調べています。日本の将来推計人口や社会保障費用統計などを出しています。
腰掛便座こしかけべんざ別の言い方:ポータブルトイレ
ポータブルトイレや、和式便器の上に置いて腰かけられるようにする便座などの福祉用具です。特定福祉用具販売の対象です。
個室こしつ
一人で使う部屋です。プライバシーが守られ、自分の家具などを持ちこめることもあります。

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