高齢者福祉 用語辞典:「こ」
207語のうち 161〜207語め(ごじょ…〜こんめん…)
- 互助ごじょ
- 近所の人やボランティアなどが、費用の負担を前提とせず、自発的に助け合うことです。地域包括ケアシステムの考え方の1つです。
- 孤食こしょく
- 一人で食事をすることです。高齢者では、食事が単調になったり食べる量が減ったりして、低栄養につながることがあります。
- 個人因子こじんいんし
- ICFで、生活機能に影響するその人自身の特徴のことです。年齢・性別・生活歴・性格・価値観などがあります。
- 個人情報使用同意書こじんじょうほうしようどういしょ
- サービス担当者会議などで利用者や家族の個人情報を使うことについて、あらかじめ同意をもらうための書類です。
- 個人賠償責任保険こじんばいしょうせきにんほけん
- 日常生活で他人にけがをさせたり物を壊したりしたときの賠償を補う保険です。認知症の方が起こした事故に備えて、自治体が保険料を負担する取り組みもあります。
- 個人防護具こじんぼうごぐ別の言い方:PPE
- 感染を防ぐために身につける、手袋・マスク・ガウン・エプロン・ゴーグルなどのことです。外すときは汚れた面にふれないよう注意します。
- 午睡ごすい別の言い方:昼寝
- 昼に短い時間眠ることです。短い昼寝は疲れをとりますが、長すぎると夜に眠れなくなるので注意します。
- 5W1Hごだぶりゅーいちえいち
- いつ・どこで・だれが・何を・なぜ・どのようにの6つの要素のことです。記録や報告を分かりやすく正確にするために使います。
- 国庫負担こっこふたん
- 社会保障などのお金のうち、国が税金から出す分のことです。介護保険でも、介護にかかるお金の一部を国が負担しています。
- 骨折リエゾンサービスこっせつりえぞんさーびす別の言い方:FLS
- 一度骨折した人が再び骨折しないように、医師・看護師・薬剤師などが連携して、骨粗しょう症の治療や転倒予防を続けられるよう支えるしくみです。
- 骨粗しょう症こつそしょうしょう別の言い方:骨粗鬆症
- 骨の量が減り、骨の中がすかすかになって折れやすくなる病気です。女性や高齢者に多く、症状がないまま進むため、検査と予防が大切です。
- 骨粗鬆症検診こつそしょうしょうけんしん
- 市町村が節目の年れいの女性などに行う、骨の量を測って骨粗しょう症の心配がないかを調べる検診です。骨折や寝たきりの予防につながります。
- 骨軟化症こつなんかしょう
- 骨をかたくするカルシウムなどがうまく骨にたまらず、骨がやわらかくなる病気です。ビタミンD不足などが原因で、骨の痛みや筋力低下、骨折が起こります。
- 骨盤臓器脱こつばんぞうきだつ
- 膀胱や子宮、直腸などが下がって、腟から外に出てくる状態です。出産や加齢で骨盤の底の筋肉が弱ることで起こり、高齢の女性に多くみられます。
- 骨盤底筋体操こつばんていきんたいそう
- 膀胱や子宮などを下から支える骨盤の底の筋肉をきたえる体操です。肛門や膣をしめたりゆるめたりをくり返し、尿もれの予防や改善に役立ちます。
- 骨密度こつみつど
- 骨にカルシウムなどのミネラルがどれくらいつまっているかを表す値です。骨粗しょう症かどうかを調べるときの目安になります。
- 固定型歩行器こていがたほこうき別の言い方:ピックアップ型歩行器
- 車輪のない、わくが固定された歩行器です。両手で持ち上げて前に置き、それにつかまりながら一歩ずつ進みます。
- 固定式リフトこていしきりふと
- 浴室やベッドのそばなど、決まった場所に取りつけて使う移動用リフトです。その場所での移乗を助けます。
- 固定用スロープこていようすろーぷ
- 玄関の小さな段差などに置いたまま使うスロープです。持ち運ぶ型とちがい、借りるか買うかを選べる用具になっています。
- 孤独こどく別の言い方:孤独感
- 人とのつながりが足りないと、本人が主観的にさびしく感じる気持ちのことです。心と体の健康に影響することが知られています。
- 孤独・孤立対策推進法こどくこりつたいさくすいしんほう
- 望まない孤独や孤立に悩む人を社会全体で支えるために、国や自治体の取り組みを定めた法律です。
- 個別化こべつか
- バイステックの7原則の一つで、利用者を「高齢者」などとひとくくりにせず、一人ひとりちがう人として理解し関わることです。
- 個別機能訓練加算こべつきのうくんれんかさん
- 機能訓練指導員などが利用者の家を訪ねて生活の様子を確かめ、一人ひとりに合った機能訓練の計画をつくって訓練を行ったときの加算です。
- 個別ケアこべつけあ
- 利用者一人ひとりの生活の歴史や好み、生活のリズムを大切にして、その人に合わせて行う介護のことです。
- 個別サービス計画こべつさーびすけいかく
- ケアプランにもとづいて、各サービス事業所が利用者ごとにつくる計画です。訪問介護計画や通所介護計画などがあります。
- 個別避難計画こべつひなんけいかく
- 避難行動要支援者ひとりひとりについて、だれが手伝うか、どこへどのように避難するかを決めておく計画です。市町村が作成に努めることになっています。
- 個別レクリエーションこべつれくりえーしょん
- 一人ひとりの好みや得意なことに合わせて行うレクリエーションです。集団が苦手な人も、自分らしく楽しめます。
- コホーティングこほーてぃんぐ
- 同じ感染症にかかった人を同じ部屋や区域に集めてケアすることです。担当する職員も分けることで、ほかの利用者への感染の広がりを防ぎます。
- ごみ出し支援ごみだししえん
- 自分でごみを集積所まで出すのが難しい高齢者などのために、自治体の職員などが自宅まで取りに行く取り組みです。安否確認をかねる自治体もあります。
- ごみ屋敷ごみやしき
- 家の中や周りにごみや物がたまり、生活や衛生に問題が出ている状態の家のことです。セルフネグレクトや認知症などが背景にあることがあります。
- コミュニケーションボードこみゅにけーしょんぼーど
- 文字・絵・写真などがのった板で、指さしをして気持ちや用事を伝えるための道具です。話すことが難しい人に使います。
- コミュニケーションロボットこみゅにけーしょんろぼっと
- 話しかけたり歌ったりして、高齢者と会話やふれあいをするロボットです。気持ちを明るくしたり、体操や声かけに使われたりします。
- コミュニティケア改革こみゅにてぃけあかいかく
- グリフィス報告をもとに、1990年の法律でイギリスが進めた改革です。施設中心から地域で暮らし続ける支援へと変え、自治体がケアマネジメントを行うようにしました。
- コミュニティソーシャルワーカーこみゅにてぃそーしゃるわーかー別の言い方:CSW
- 地域で困りごとをかかえる人を見つけて個別に支えながら、住民の支え合いや新しいしくみづくりも進める専門職です。社会福祉協議会などに置かれています。
- コミュニティバスこみゅにてぃばす
- 市町村などが中心になって走らせる、地域の中を回る小さな路線バスです。免許を返したお年寄りなど、車を使えない人の移動の手段になります。
- 誤薬ごやく
- 薬の種類や量、飲む時間、飲む人をまちがえることです。介護の現場で起きやすい事故の一つで、事故報告の対象になります。
- 雇用管理責任者こようかんりせきにんしゃ
- 介護の事業所などで、職員の採用や労働条件、職場の環境の改善などの雇用管理を受けもつ人です。介護労働者法にもとづき、選ぶよう努めることとされています。
- 個浴こよく
- 一人ずつ、家庭のお風呂のような個別の浴槽に入る入浴の方法です。自分のペースでゆっくり入れ、プライバシーも守りやすくなります。
- 孤立死こりつし別の言い方:孤独死
- だれにも看取られずに亡くなり、しばらくたってから見つかることです。見守りなどで防ぐ取り組みが進められています。
- コリンエステラーゼ阻害薬こりんえすてらーぜそがいやく
- 記憶などにかかわる脳の物質アセチルコリンが分解されるのをおさえる薬です。ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミンがあり、吐き気などの副作用に注意します。
- コルサコフ症候群こるさこふしょうこうぐん
- ビタミンB1の不足などで起こる記憶の障害です。新しいことを覚えにくくなり、記憶のすきまを本人が意図せず作り話でうめる「作話」が見られることがあります。
- コルセットこるせっと
- 腰やおなかに巻いて体を支え、背骨の動きをおさえる装具です。圧迫骨折や腰の痛みのときに使われます。
- コロストミーころすとみー
- 大腸を使っておなかに作るストーマ(人工肛門)です。腸のどの部分を使うかで、出てくる便のかたさがちがいます。
- 混合型特定施設こんごうがたとくていしせつ
- 要介護の人だけでなく、自立の人や要支援の人も入居できる特定施設です。介護専用型と区別するときに使う言葉です。
- 混合型認知症こんごうがたにんちしょう
- アルツハイマー型認知症と血管性認知症など、二つ以上の原因が重なって起こっている認知症です。高齢の方では、原因が一つだけでないことも少なくありません。
- 混合診療こんごうしんりょう
- 保険の治療と保険外の治療を一緒に受けることです。日本では原則として認められず、一緒に受けると全部が自己負担になりますが、国が認めた例外があります。
- 根面う蝕こんめんうしょく
- 歯ぐきが下がって出てきた歯の根の部分にできるむし歯です。高齢者に多く、進みやすいので注意が必要です。
