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障がい福祉 用語辞典:「そ」

58語

総括所見そうかつしょけん
国連の委員会が、ある国の条約の取り組みを審査したあとに出す意見と勧告のまとめです。日本も障害者権利条約について受け取っています。
早期発見そうきはっけん
子どもの発達の遅れや障害に、できるだけ早く気づくことです。乳幼児健診などをきっかけに、早めの支援につなげることが大切です。
双極性障害そうきょくせいしょうがい別の言い方:双極症、躁うつ病
気分が高まりすぎる躁状態や軽躁状態と、気分が落ちこむうつ状態をくり返す病気です。気分を安定させる治療を長く続けることが多いです。
早期療育そうきりょういく別の言い方:早期発達支援
障害や発達の遅れに早く気づき、幼いころからその子に合った支援を始めることです。家族への支援も大切にされます。
早期老化そうきろうか
同じ年齢の人より早い時期から、体力の低下など年をとることに伴う変化が現れることです。ダウン症候群などの人で見られることがあり、早めの健康管理が大切です。
装具そうぐ
手足や体幹につけて、関節を支えたり、変形を防いだり、動きを助けたりする用具です。治療のための装具と、生活で使う装具があります。
送迎そうげい
利用者を自宅などから事業所まで送り迎えすることです。送迎の範囲や安全の確保は運営規程などで定めます。
送迎加算そうげいかさん
利用者の家や最寄りの駅などと事業所との間を送り迎えしたときに算定できる加算です。生活介護や障害児通所支援などにあります。
送迎車両の安全装置そうげいしゃりょうのあんぜんそうち
障害児通所支援などの送迎の車に、子どもの置き去りを防ぐために付ける装置です。降車時の所在確認とあわせて義務づけられています。
総合支援資金そうごうしえんしきん
生活福祉資金貸付制度の一つで、仕事を失うなどして生活に困った人が、生活を立て直す間の生活費などを借りられる仕組みです。
葬祭扶助そうさいふじょ
生活保護の扶助の一つで、亡くなった人の火葬や埋葬など、葬儀に最低限必要な費用を支給するものです。
躁状態そうじょうたい
気分が高まりすぎて、眠らなくても平気、次々に考えが浮かぶ、お金を使いすぎるなどの状態が続くことです。本人は気づきにくいことがあります。
相続そうぞく
亡くなった人の財産や借金を、家族などが引きつぐことです。障害のある子がいる家庭では、親なきあとの生活を考えて準備することが大切です。
相続税の障害者控除そうぞくぜいのしょうがいしゃこうじょ
財産を相続した人が障害のある人の場合に、相続税の額から一定の額を差し引いて、税を軽くする仕組みです。
相談援助そうだんえんじょ
日常生活に困りごとを抱えた人の相談に応じ、助言や情報の提供、関係機関との連絡や調整などを行って支えることです。
相談支援そうだんしえん
障害のある人や家族の困りごとの相談にのり、必要な情報を伝えたり、福祉サービスの利用の計画をつくったりする支援です。
相談支援事業そうだんしえんじぎょう
地域生活支援事業として市町村が行う相談の事業です。障がいのある人や家族からの相談に応じ、情報提供や助言、権利擁護のための援助などを行います。
相談支援従事者研修そうだんしえんじゅうじしゃけんしゅう
相談支援専門員になるため、また続けるために受ける研修です。初任者研修と、一定期間ごとの現任研修があります。
相談支援従事者現任研修そうだんしえんじゅうじしゃげんにんけんしゅう
相談支援専門員が一定の期間ごとに受ける研修です。受けないと相談支援専門員として働き続けられません。
相談支援従事者初任者研修そうだんしえんじゅうじしゃしょにんしゃけんしゅう
相談支援専門員になるための研修です。相談支援の考え方やサービス等利用計画の作り方などを学びます。
相談支援専門員そうだんしえんせんもんいん
障害のある人の相談にのり、サービス等利用計画をつくったり、関係機関と調整したりする専門職です。実務経験と研修の修了が必要です。
相談支援体制そうだんしえんたいせい
地域で障害のある人の相談を受けとめるために、委託相談支援事業所、基幹相談支援センター、計画相談支援などが役割を分け、つながっているしくみのことです。
相談室そうだんしつ
利用者や家族の相談に応じるための部屋です。話が外にもれないよう、間仕切りなどで配慮することが求められます。
早朝覚醒そうちょうかくせい
起きたい時間より、ずっと早い時間に目が覚めて、そのまま眠れなくなることです。不眠の症状の一つで、うつ病のときにもみられます。
相当因果関係そうとういんがかんけい
前の病気やけががなければ後の病気が起こらなかったと認められる関係のことです。障害年金では、初診日を決めるときに問題になります。
相貌失認そうぼうしつにん別の言い方:顔認識障害
人の顔を見ても、だれなのか分からなくなる状態です。声や服装、髪型などで人を見分けることがあります。生まれつきの場合もあります。
総量規制そうりょうきせい
障害福祉計画などで見込んだ量に地域のサービスがすでに達しているとき、都道府県などが新しい事業所の指定をしないことができる仕組みです。
ソーシャルアクションそーしゃるあくしょん
困っている人の声をもとに、行政や社会に働きかけて、制度やサービス、人々の意識を変えていく活動です。
ソーシャルインクルージョンそーしゃるいんくるーじょん別の言い方:社会的包摂
貧困や障害などで社会から切り離されがちな人を、地域や社会のつながりの中に迎え入れ、支え合うことを目指す考え方です。
ソーシャルサポートそーしゃるさぽーと
周りの人からの、話を聴く・励ますなどの気持ちの支えや、手伝い・情報の提供などの具体的な支えのことです。
ソーシャルサポートネットワークそーしゃるさぽーとねっとわーく
本人を支える家族・友人・地域・専門職などのつながりを網の目のように結んだものです。またそれをつくる支援のことです。
ソーシャルスキルそーしゃるすきる別の言い方:社会的スキル
人とうまく関わり、社会の中で生活していくために必要な技能のことです。あいさつ・会話・頼み方・断り方などがあります。
ソーシャルストーリーそーしゃるすとーりー
人とのやりとりや、さまざまな場面で何が起こるか、どうすればよいかを、短い文章や絵で分かりやすく伝える方法です。キャロル・グレイが考えました。
ソーシャルフットボールそーしゃるふっとぼーる
精神障害のある人が行うフットサルなどのサッカーのことです。楽しみや仲間づくり、回復にも役立つとされ、全国大会も開かれています。
ソーシャルロール・バロリゼーションそーしゃるろーるばろりぜーしょん別の言い方:社会的役割の実現、SRV
障害のある人が社会の中で価値ある役割を持てるようにすることを大切にする考え方です。ヴォルフェンスベルガーがノーマライゼーションを発展させました。
ソーシャルワークそーしゃるわーく別の言い方:社会福祉援助技術
生活に困りごとを抱えた人と、その人を取りまく環境の両方に働きかけ、よりよい暮らしと社会の変化を目指す専門的な支援のことです。
ソーシャルワーク専門職のグローバル定義そーしゃるわーくせんもんしょくのぐろーばるていぎ
国際ソーシャルワーカー連盟などが採択した、ソーシャルワークとは何かを示す世界共通の定義です。社会正義・人権・多様性の尊重などを原理としています。
ソーシャルワークの展開過程そーしゃるわーくのてんかいかてい別の言い方:援助過程
ソーシャルワークの支援の流れのことです。インテーク・アセスメント・プランニング・支援の実施・モニタリング・評価・終結の順に進むのが一般的です。
ゾーニングぞーにんぐ
感染症が起きたとき、ウイルスなどで汚れている区域と清潔な区域を分けて、感染が広がるのを防ぐことです。
SOAPそーぷ別の言い方:SOAP記録
記録の書き方の一つで、本人の話(S)、観察や測定などの事実(O)、評価や考え(A)、今後の計画(P)の4つに分けて書く方法です。
遡及請求そきゅうせいきゅう
障害認定日から時間がたってから、さかのぼって障害年金を請求することです。認められると過去の分も受け取れますが、さかのぼれる期間には限りがあります。
促通反復療法そくつうはんぷくりょうほう別の言い方:川平法
まひのある手足について、思いどおりに動かしたい動きを、セラピストが刺激を加えながら何度もくり返して練習するリハビリの方法です。日本で開発されました。
側頭葉てんかんそくとうようてんかん
脳の横の部分の側頭葉から発作が始まるてんかんです。胃がこみ上げる感じなどの前兆の後、ぼうっとする発作が起こることがあります。
側弯症そくわんしょう
背骨が左右に曲がったり、ねじれたりする状態です。筋肉の病気や脳性まひなどにともなって進むこともあり、呼吸や座る姿勢に影響します。
素行症そこうしょう別の言い方:素行障害、行為障害
人や動物への攻撃、物をこわす、うそや盗み、決まりを大きく破るなどの行動がくり返される状態です。環境の調整と周りの大人の継続的な支援が大切です。
SOGIそじ別の言い方:ソジ
性的指向(好きになる性)と性自認(自分の性別のとらえ方)の英語の頭文字をとった言葉です。すべての人が持つ性のあり方を表します。
そしゃく機能障害そしゃくきのうしょうがい
食べ物をかむ、飲みこむなどの働きに障害があり、口から十分に食べることが難しい状態です。経管栄養が必要になる場合もあります。
蘇生バッグそせいばっぐ別の言い方:アンビューバッグ、バッグバルブマスク
手でバッグを押して肺に空気を送る道具です。人工呼吸器が止まったときや急変のときに使うため、使う人のそばに用意しておきます。
粗大運動能力分類システムそだいうんどうのうりょくぶんるいしすてむ別の言い方:GMFCS
脳性まひのある子どもが、座る、歩くなどの大きな動きをどのくらいできるかを、5つの段階に分ける方法です。
措置から契約へそちからけいやくへ
行政がサービスを決める措置制度から、利用する人が自分でサービスを選び、事業者と契約する制度へと変わったことを表すことばです。
措置制度そちせいど
行政がサービスの内容や利用する施設を決めて提供する仕組みです。今は契約で利用するのが基本ですが、虐待などのときは今も使われます。
措置入院そちにゅういん
精神障害のために、自分を傷つけたり他人に害を与えたりするおそれがあると、精神保健指定医の診察で判断された人を、都道府県知事の命令で入院させることです。
措置費そちひ
行政が措置としてサービスを提供するときに、施設などに払われる費用です。今も児童養護施設や養護老人ホーム、救護施設などで使われます。
ソトス症候群そとすしょうこうぐん
生まれたころから体が大きく頭も大きめで、発達の遅れなどがみられる生まれつきの体質です。成長とともに背の伸びは落ち着くことが多いとされます。
ソフト食そふとしょく
形はあるものの、舌や歯ぐきでつぶせるくらいやわらかく作った食事です。かむ力や飲みこむ力が弱い人のために、見た目のおいしさも大切にしています。
損益分岐点そんえきぶんきてん
収入と費用がちょうど同じになり、もうけも損もない売上の額です。事業所では、何人の利用があれば赤字にならないかを考えるのに使います。
損害賠償そんがいばいしょう
事業所の責任で利用者にけがをさせたり物をこわしたりしたときに、その損害をつぐなうことです。運営基準で速やかに行うよう求められます。
尊厳そんげん
だれもが一人の人間としてかけがえのない価値を持ち、大切にされるべきだということです。福祉の支援の土台となる考え方です。

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