障がい福祉 用語辞典:「き」
173語のうち 1〜80語め(きありき…〜きゅーど…)
- キアリ奇形きありきけい
- 小脳の一部などが、頭の骨の下の穴から脊髄の方へ下がっている生まれつきの形の違いです。頭痛や手足のしびれのほか、脊髄空洞症などを伴うことがあります。
- キーガードきーがーど
- キーボードの上にかぶせる、キーごとに穴のあいた板です。手がふるえたり思うように動かなかったりする人が、ほかのキーを押してしまうのを防ぎます。
- 記憶障害きおくしょうがい
- 新しいことを覚えられない、覚えていたことを思い出せないなど、記憶の働きに障害がある状態です。メモや予定表などを使った工夫が役立ちます。
- 義眼ぎがん
- 病気やけがで目を失った人が、見た目を整えるために入れる人工の目です。見る働きはありませんが、補装具の一つです。
- 気管カニューレきかんかにゅーれ
- 気管切開をした穴に入れておく管です。空気の通り道を保ち、たんの吸引や人工呼吸器をつなぐのにも使います。定期的に交換します。
- 気管カニューレ内部の吸引きかんかにゅーれないぶのきゅういん
- 気管切開をしている人の、のどに入れた管(気管カニューレ)の中にたまったたんを吸い取ることです。清潔な手順で、管の内側だけを吸引します。
- 気管切開きかんせっかい
- のどの下に穴をあけて、気管に管を入れる処置です。呼吸を楽にしたり、たんを吸引しやすくしたりするために行います。
- 気管切開下陽圧換気きかんせっかいかようあつかんき別の言い方:TPPV
- 気管切開をして、気管カニューレに人工呼吸器をつないで呼吸を助ける方法です。長い期間、呼吸の補助が必要な人に使われます。
- 基幹相談支援センターきかんそうだんしえんせんたー
- 地域の相談支援の中心となる機関です。専門的な相談に応じるほか、相談支援事業所への助言や人材育成、地域の支援体制づくりを行います。市町村が設けます。
- 危機介入ききかいにゅう別の言い方:クライシスインターベンション
- 災害や事故、急な病気など、大きな出来事で心が混乱した危機の状態にある人に、早く短い期間で集中して関わり、立ち直りを支える方法です。
- 企業グループ算定特例きぎょうぐるーぷさんていとくれい
- 特例子会社がなくても、親会社とグループの子会社をまとめて障害者雇用率を計算できるしくみです。国の認定が必要です。
- 企業在籍型ジョブコーチきぎょうざいせきがたじょぶこーち
- 障害のある人を雇う会社の社員として、社内で障害のある同僚を支えるジョブコーチです。決められた研修を受けて担当します。
- 企業実習きぎょうじっしゅう
- 障害のある人が、就職の前に実際の会社で一定の期間働いてみることです。仕事への向き不向きや必要な配慮を確かめられます。
- 企業名公表きぎょうめいこうひょう
- 障害者雇用の指導を受けても改善しない会社について、厚生労働省が会社名を公表することです。雇用を進めてもらうための最後の手段です。
- 刻み食きざみしょく
- 食べものを細かく刻んだ食事です。かみやすくなる一方、口の中でまとまりにくく、飲みこむ力が弱い人はむせやすいこともあるため注意が必要です。
- 義肢ぎし別の言い方:義手、義足
- 病気やけがで失った手や足の代わりにつける用具です。手の代わりを義手、足の代わりを義足といいます。
- 義肢装具士ぎしそうぐし別の言い方:PO
- 医師の指示のもとで、義手・義足や装具の型をとって作り、体に合わせて調整する国家資格の専門職です。
- 器質性精神障害きしつせいせいしんしょうがい
- 脳のけがや病気など、脳そのものの変化が原因で起こる精神の症状や障害のことです。認知症や脳外傷後の症状などが含まれます。
- 希死念慮きしねんりょ
- 「死にたい」「消えてしまいたい」という気持ちが続くことです。うつ病などでみられ、打ち明けられたときは否定せず、専門家につなぐことが大切です。
- 寄宿舎きしゅくしゃ
- 特別支援学校に置かれる、家から遠い子どもなどが生活しながら通うための宿舎です。生活の力を身につける場にもなっています。
- 基準及び程度の原則きじゅんおよびていどのげんそく
- 生活保護の原則の一つで、国の決めた基準で最低生活費を計算し、収入で足りない分を保護するという考え方です。
- 基準該当障害福祉サービスきじゅんがいとうしょうがいふくしさーびす
- 指定の基準をすべては満たさないが、市町村が必要と認めた一定の基準を満たす事業所が行うサービスです。給付の対象になります。
- 基準省令きじゅんしょうれい
- 障害福祉サービスなどの指定基準を定めた厚生労働省令のことです。現場では指定基準の根拠としてよく呼ばれます。
- 基準条例きじゅんじょうれい
- 国の省令をもとに、都道府県や市町村が条例で定める、事業所の人員・設備・運営の基準です。地域の事情で一部を独自に決められます。
- 季節性感情障害きせつせいかんじょうしょうがい別の言い方:季節性うつ、冬季うつ
- 秋から冬など、特定の季節にうつの症状が現れ、季節が変わると良くなることをくり返す状態です。日照時間との関係が考えられています。
- 基礎研修(サービス管理責任者等)きそけんしゅう
- サービス管理責任者等研修の最初の段階の研修です。個別支援計画のつくり方などの基本を学び、修了後に現場での経験を積みます。
- 基礎的環境整備きそてきかんきょうせいび
- 合理的配慮の土台として、国や自治体が行う教育の環境づくりです。スロープの設置や支援員の配置、教材の準備などがあります。
- 帰宅時支援加算きたくじしえんかさん
- グループホームの利用者が家族の家などに帰宅するとき、事業所が帰宅先と連絡調整などの支援を行った場合の加算です。
- 吃音きつおん別の言い方:吃音症、小児期発症流暢症、どもり
- 話すときに、最初の音をくり返す、引きのばす、つまって出てこないなど、なめらかに話しにくい状態です。急がせずに最後まで聞くことが大切です。
- KIDS乳幼児発達スケールきっずにゅうようじはったつすけーる別の言い方:KIDS
- 保護者など子どもをよく知る人が質問に答える形で、乳幼児の発達の様子を調べる検査です。
- 機能強化型サービス利用支援費きのうきょうかがたさーびすりようしえんひ
- 計画相談支援で、常勤の相談支援専門員を複数置き、24時間連絡がとれる体制などを整えた事業所が算定する基本報酬の区分です。
- 機能訓練担当職員きのうくんれんたんとうしょくいん
- 日常生活に必要な機能を高める訓練を担当する職員です。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・心理担当職員などがなります。
- 技能実習ぎのうじっしゅう
- 外国の人が日本で働きながら技能を学び、母国で生かしてもらうための制度です。介護も対象職種で、新しい育成就労制度へ変わる予定です。
- 機能性神経症状症きのうせいしんけいしょうじょうしょう別の言い方:変換症、転換性障害
- 手足が動かない、声が出ないなど、神経の病気のような症状が出るのに、検査では体の病気が見つからない状態です。本人がわざと起こしているものではありません。
- 機能的アセスメントきのうてきあせすめんと別の言い方:機能的行動アセスメント、FBA
- 聞き取りや行動の観察、記録などから、行動が起こる場面や理由(機能)を調べ、支援の計画づくりに生かすことです。
- 機能的自立度評価法きのうてきじりつどひょうかほう別の言い方:FIM
- 食事や移動などの動作と、ことばや記憶などの力について、実際にどれくらい介助が必要かを点数で表す評価の方法です。リハビリの効果をみるのに使います。
- 機能的電気刺激きのうてきでんきしげき別の言い方:FES
- まひした筋肉に電気で刺激を与えて、歩く・つかむなどの動きを助けたり、その練習をしたりする方法です。
- 機能分析きのうぶんせき
- 困った行動が本人にとってどんな役割(機能)を持っているのかを、きっかけや結果を調べて明らかにすることです。
- ギフテッドぎふてっど
- 知能や特定の分野で、同じ年齢の人より特に高い力を持つ人のことです。学校になじみにくいなどの悩みを抱えることもあり、発達障害を併せ持つ人もいます。
- 気分安定薬きぶんあんていやく
- 双極性障害などで、気分の大きな波をおさえ、再発を防ぐ目的で使われる薬です。血液検査で量を確かめながら使う薬もあります。
- 気分障害きぶんしょうがい
- 気分の落ちこみや、気分の高まりが長く続き、生活に支障が出る病気のまとまりです。うつ病や双極性障害などが含まれます。
- 基本合意文書きほんごういぶんしょ
- 障害者自立支援法違憲訴訟の原告団と国が結んだ約束の文書です。障害者自立支援法を廃止し、新しい法律をつくることなどが確認されました。
- 基本指針(障害福祉計画)きほんししん
- 市町村や都道府県が障害福祉計画をつくるときのよりどころとして、国が示す方針です。計画の期間ごとに見直され、目標の考え方が書かれています。
- 基本相談支援きほんそうだんしえん
- 障害のある人や家族のいろいろな相談にのり、情報を伝えたり助言したりする相談支援です。計画相談支援や地域相談支援の土台になります。
- 基本手当きほんてあて別の言い方:失業手当、失業保険
- 雇用保険に入っていた人が仕事を失ったとき、次の仕事を探す間の生活を支えるために支給されるお金です。一般に失業手当と呼ばれます。
- 基本的信頼感きほんてきしんらいかん
- 赤ちゃんのころに、世話をしてくれる人から気持ちに応えてもらう経験を重ねることで育つ、自分や周りの世界を信頼できるという感覚のことです。
- 基本報酬きほんほうしゅう
- サービスを提供したときに、加算や減算の前にまず算定される報酬です。サービスの種類・利用定員・障害支援区分などで単位数が決まります。
- 義務的経費ぎむてきけいひ
- 国や自治体が必ず負担しなければならない費用のことです。障害福祉サービスの自立支援給付は義務的経費とされています。
- 虐待の通報義務ぎゃくたいのつうほうぎむ別の言い方:通報義務
- 虐待を受けたと思われる障害のある人を見つけた人は、すぐに市町村などに知らせなければならない、という決まりです。確かな証拠がなくても通報します。
- 虐待防止委員会ぎゃくたいぼうしいいんかい
- 障害福祉の事業所が、虐待を防ぐための対策を話し合うために設ける会議です。職員の研修や担当者を決めることとあわせて、事業所に義務づけられています。
- 虐待防止研修ぎゃくたいぼうしけんしゅう
- 職員が虐待の定義や防ぎ方、見つけたときの対応などを学ぶ研修です。事業所で定期的に行うことが義務づけられています。
- 虐待防止責任者ぎゃくたいぼうしせきにんしゃ
- 事業所の中で、虐待を防ぐ取り組みの中心となる人です。多くの場合、管理者やサービス管理責任者などが務めます。
- 虐待防止措置未実施減算ぎゃくたいぼうしそちみじっしげんさん
- 虐待防止委員会の開催や研修、担当者を置くことなど、虐待を防ぐための措置をとっていない事業所の報酬が減らされる仕組みです。
- 虐待防止担当者ぎゃくたいぼうしたんとうしゃ
- 事業所で虐待防止の取り組みを進めるために置く担当者です。委員会の運営や研修の計画などを行います。
- 逆転移ぎゃくてんい
- 援助者が、自分の過去の経験から生まれた感情を、相談する人に向けてしまうことです。
- 客観的事実きゃっかんてきじじつ
- 記録では、見たことや聞いたこと、測ったことなど、だれが見ても同じように確かめられる事柄のことです。支援者の推測や意見と分けて書きます。
- 逆境的小児期体験ぎゃっきょうてきしょうにきたいけん別の言い方:ACEs、小児期逆境体験
- 子どものころに受けた虐待や、家族の依存症・暴力などのつらい体験のことです。数が多いほど、大人になってからの心と体の健康に影響しやすいことが分かっています。
- 逆向性健忘ぎゃっこうせいけんぼう
- 脳が傷ついたときより前の出来事を、思い出せなくなる状態です。傷ついた時に近い記憶ほど失われやすいといわれます。
- キャッシュフローきゃっしゅふろー
- 一定の期間に入ってきたお金と出ていったお金の流れのことです。帳簿上の黒字でも、手元のお金が足りなくなることがないかを確かめます。
- キャリアアップ助成金きゃりああっぷじょせいきん
- 有期雇用やパートの職員を正社員にしたり、待遇をよくしたりした事業主に、国が助成する制度です。
- キャリア教育きゃりあきょういく
- 子どもが社会の中で自分らしく生きていく力を育てる教育です。特別支援教育でも、働くことや生活することへの準備として大切にされています。
- キャリアパス要件きゃりあぱすようけん
- 処遇改善加算を取るための条件の一つです。職員の職位・職責に応じた賃金の仕組みや、研修の機会、昇給の仕組みを整えることなどを求めます。
- ギャンブル依存症ぎゃんぶるいぞんしょう別の言い方:ギャンブル障害、ギャンブル等依存症
- ギャンブルをやめたくてもやめられず、借金や人間関係の問題が起きても続けてしまう状態です。治療や相談の窓口があります。
- Q&Aきゅーあんどえー別の言い方:報酬改定Q&A
- 報酬改定や基準について、自治体や事業所からの疑問に国が答えた資料です。算定の判断のよりどころとして使われます。
- 吸引カテーテルきゅういんかてーてる
- たんを吸い取るときに、口・鼻・気管カニューレに入れる細くやわらかい管です。吸引器につないで使います。
- 吸引器きゅういんき
- たんやつばを吸い取るための機械です。家庭用の持ち運べる型もあり、停電のときに使えるよう充電式や手動式を用意しておく家庭もあります。
- QOLきゅーおーえる別の言い方:生活の質
- その人が自分らしく満足して暮らせているかという、生活の質のことです。支援の目標として大切にされます。
- 嗅覚過敏きゅうかくかびん
- においをほかの人より強く感じて、気分が悪くなったり、その場にいられなくなったりする状態です。
- 救急医療情報キットきゅうきゅういりょうじょうほうきっと
- 持病、飲んでいる薬、かかりつけの病院、緊急連絡先などを書いた用紙を入れて、冷蔵庫などに置いておく容器です。救急隊が中身を見て対応に役立てます。
- 休業補償給付きゅうぎょうほしょうきゅうふ
- 仕事が原因のけがや病気の治療のために働けず、給料がもらえないとき、労災保険から支給されるお金です。
- 休憩時間きゅうけいじかん
- 働く時間の途中で、仕事からはなれて自由に休める時間です。働く時間の長さに応じて必要な時間が労働基準法で決められています。
- 急激退行きゅうげきたいこう別の言い方:ダウン症候群における急激退行
- ダウン症候群のある青年期の人に、動作がゆっくりになる、言葉が減る、表情が乏しくなるなどの変化が比較的急に現れる状態です。周りの理解と支えが大切です。
- 救護施設きゅうごしせつ
- 生活保護法にもとづく施設で、身体や精神の障害などのため、自分で日常生活を送ることがむずかしい人が入所して生活します。
- 休止届きゅうしとどけ
- 事業所のサービスを一時的に休むときに、指定権者に前もって出す届出です。利用者が他の事業所を使えるよう調整する義務もあります。
- 求職者支援制度きゅうしょくしゃしえんせいど
- 雇用保険を受けられない人が、無料の職業訓練を受けながら就職をめざせる制度です。条件を満たすと訓練中の給付金も出ます。
- 求職登録きゅうしょくとうろく
- ハローワークで仕事を探すときに、希望する仕事や障害の状況などを登録することです。登録すると、担当者が就職まで継続して相談にのります。
- 急性ジストニアきゅうせいじすとにあ別の言い方:ジストニア
- 薬を飲み始めたころなどに、首や目、舌などの筋肉が勝手に強く縮んで、体がねじれたりそったりする副作用です。
- 急性ストレス障害きゅうせいすとれすしょうがい別の言い方:ASD(急性ストレス障害)
- つらい体験の直後から1か月ほどの間に、記憶がよみがえる、ぼうっとする、眠れないなどの症状が現れる状態です。
- 球脊髄性筋萎縮症きゅうせきずいせいきんいしゅくしょう別の言い方:SBMA、ケネディ病
- 主におとなの男性に起こる遺伝性の病気で、手足の筋力の低下や、話しにくさ、飲みこみにくさがゆっくり進みます。
- キュードスピーチきゅーどすぴーち
- 話すときの口の形に、子音を表す手の形を組み合わせて、言葉を見て分かりやすくする方法です。ろう学校などで使われてきました。
