高齢者福祉 用語辞典:「か」
338語のうち 81〜160語め(かいごの…〜かいしゃ…)
- 介護の社会化かいごのしゃかいか
- 介護を家族だけにまかせるのではなく、社会全体で支えようという考え方です。介護保険制度がつくられた大きな理由の1つです。
- 介護のための所定外労働の制限かいごのためのしょていがいろうどうのせいげん
- 家族を介護している人が申し出ると、会社は決められた勤務時間をこえる残業をさせてはいけないという決まりです。
- 介護のための所定労働時間の短縮等の措置かいごのためのしょていろうどうじかんのたんしゅくとうのそち
- 家族を介護する人が働き続けられるよう、会社が短時間勤務やフレックスタイム、時差出勤などのしくみを用意しなければならないという決まりです。
- 介護の日かいごのひ
- 介護について理解と認識を深めるために、厚生労働省が定めた日で、毎年11月11日です。「いい日、いい日」にかけています。
- 介護福祉士かいごふくしし
- 介護の専門的な知識と技術をもつ国家資格です。利用者の介護を行い、家族や介護職員への指導も担います。多くの加算で配置の割合が評価されます。
- 介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけん
- 介護福祉士になるための国の試験です。実務経験と実務者研修、または養成施設などで決められた学びを終えた人が受けられ、合格して登録すると介護福祉士になれます。
- 介護福祉士実習指導者講習会かいごふくししじっしゅうしどうしゃこうしゅうかい
- 介護福祉士を目指す学生の介護実習を、施設などで指導する職員になるための講習会です。実習の進め方や指導のしかたを学びます。
- 介護福祉士実務者研修かいごふくししじつむしゃけんしゅう別の言い方:実務者研修
- 介護の実践力を高めるための研修で、たんの吸引などの医療的ケアの基礎も学びます。サービス提供責任者の要件や、介護福祉士の受験の要件になります。
- 介護福祉士の倫理綱領かいごふくししのりんりこうりょう
- 日本介護福祉士会が定めた、介護福祉士が仕事をするうえで大切にする考えや行いのきまりです。利用者本位、プライバシーの保護、地域福祉の推進などが書かれています。
- 介護福祉士修学資金貸付制度かいごふくししゅうがくしきんかしつけせいど
- 介護福祉士をめざして養成施設で学ぶ人に、学費などを貸し付ける制度です。卒業後、決められた期間介護の仕事を続けると、返済が免除されます。
- 介護福祉士養成施設かいごふくししようせいしせつ
- 介護福祉士になるための知識や技術を学ぶ専門学校や大学などです。外国人留学生が学び、卒業して在留資格「介護」を得る道もあります。
- 介護扶助かいごふじょ
- 生活保護の扶助の一つで、介護サービスの費用を支給するものです。介護保険の被保険者は自己負担分が、被保険者でない人は費用の全額が対象になります。
- 介護負担かいごふたん
- 介護をすることで、家族などが感じる体や心、時間、お金の負担のことです。認知症の介護では負担が大きくなりやすく、介護者への支援も大切です。
- 介護プロフェッショナルキャリア段位かいごぷろふぇっしょなるきゃりあだんい別の言い方:キャリア段位制度
- 介護の職員が「何ができるか」を、決まった項目で評価してレベルを認定するしくみです。職場の中で評価し、職員の育成や能力の見える化に使われます。
- 介護分野就職支援金かいごぶんやしゅうしょくしえんきん
- ほかの仕事から介護の仕事に移る人が、研修を終えて介護の職場で働き始めるときに、準備のお金を借りられる制度です。一定の期間働くと返さなくてよくなります。
- 介護への抵抗かいごへのていこう別の言い方:介護拒否、ケアへの抵抗
- 入浴や着がえ、食事などの介護を嫌がったり、こばんだりすることです。何をされるか分からない不安や羞恥心が背景にあることが多く、説明や声かけの工夫が大切です。
- 介護報酬かいごほうしゅう
- 介護サービスを提供した事業所に支払われる料金です。サービスごとに国が単位数を決め、そのうち利用者負担を除いた分が介護保険から支払われます。
- 介護報酬改定かいごほうしゅうかいてい
- 介護報酬の単位数や加算・減算のしくみを見直すことです。原則として3年ごとに、社会保障審議会の意見を聞いて国が決めます。
- 介護保険運営協議会かいごほけんうんえいきょうぎかい
- 市町村が介護保険の運営や事業計画について、住民や関係者の意見を聞くために置く会議です。設置は市町村ごとに決めます。
- 介護保険サービスかいごほけんさーびす
- 要介護・要支援の認定を受けた人が、介護保険を使って利用できるサービスのことです。自宅で受けるもの、通うもの、施設に入るものなどがあります。
- 介護保険最新情報かいごほけんさいしんじょうほう
- 厚生労働省が、介護保険にかかわる通知や事務の連絡などを、都道府県や市町村に知らせるために出している文書です。事業所も内容を確かめます。
- 介護保険事業計画かいごほけんじぎょうけいかく別の言い方:市町村介護保険事業計画
- 市町村が3年を1期として、介護サービスの必要な量や、それにかかるお金、保険料などを見こんでつくる計画です。
- 介護保険事業支援計画かいごほけんじぎょうしえんけいかく別の言い方:都道府県介護保険事業支援計画
- 都道府県が3年を1期としてつくる計画です。市町村の介護保険事業を支えるため、施設の整備量や介護人材の確保などを定めます。
- 介護保険事業状況報告かいごほけんじぎょうじょうきょうほうこく
- 全国の市町村の被保険者の数、要介護認定を受けた人の数、保険給付の額などをまとめて国が公表する統計です。
- 介護保険施設かいごほけんしせつ
- 介護保険の施設サービスを提供する施設です。介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、介護老人保健施設、介護医療院があります。
- 介護保険審査会かいごほけんしんさかい
- 都道府県に置かれ、要介護認定や保険料などの市町村の決定に対する審査請求を審査する機関です。
- 介護保険制度かいごほけんせいど
- 40歳以上の人が保険料を出し合い、介護が必要になったときにサービスを受けられるようにする社会保険のしくみです。市町村が運営します。
- 介護保険制度改正かいごほけんせいどかいせい別の言い方:介護保険法改正
- 介護保険が続けられるよう、国がおおむね3年ごとに制度を見直して法律などを変えることです。サービスの種類、利用者の負担、地域のしくみなどが変わることがあります。
- 介護保険特別会計かいごほけんとくべつかいけい
- 市町村が介護保険のお金を、ほかのお金と分けて管理するための会計です。保険料や公費の収入、給付の支出などを記録します。
- 介護保険の財源かいごほけんのざいげん
- 介護保険の給付にかかるお金のうち、利用者負担を除いた分は、おおよそ半分を国・都道府県・市町村の公費、半分を被保険者の保険料でまかないます。
- 介護保険被保険者証かいごほけんひほけんしゃしょう別の言い方:介護保険証
- 介護保険の被保険者であることを示す証明書です。65歳になると市町村から届き、要介護認定の申請やサービスを使うときに必要です。
- 介護保険部会かいごほけんぶかい
- 社会保障審議会に置かれ、介護保険制度の見直しについて話し合う会議です。法律の改正の方向性などを議論します。
- 介護保険負担限度額認定証かいごほけんふたんげんどがくにんていしょう別の言い方:負担限度額認定証
- 負担限度額認定を受けた人に市町村から交付される証明書です。施設に見せると、食費や居住費が上限額までの負担になります。
- 介護保険負担割合証かいごほけんふたんわりあいしょう別の言い方:負担割合証
- 介護サービスを使うときの自己負担が1割・2割・3割のどれかを示す証明書です。認定を受けた人などに市町村から届きます。
- 介護保険法かいごほけんほう
- 介護が必要になった人を社会全体で支えるための介護保険のしくみを決めた法律です。保険者や被保険者、要介護認定、サービスの種類などが定められています。
- 介護保険法施行規則かいごほけんほうしこうきそく
- 介護保険法や施行令をさらにくわしく実行するために、厚生労働省が定めたルールです。申請の書類や手続きの細かい決まりが書かれています。
- 介護保険法施行令かいごほけんほうしこうれい
- 介護保険法をくわしく実行するために国(内閣)が定めた政令です。特定疾病の種類や保険料のしくみなど、法律の細かい中身を決めています。
- 介護保険保険者努力支援交付金かいごほけんほけんじゃどりょくしえんこうふきん
- 介護予防や健康づくりなどの取り組みを評価して、国が市町村などに配る交付金です。保険者機能強化推進交付金とともに使われます。
- 介護保険優先の原則かいごほけんゆうせんのげんそく
- 障害福祉サービスと介護保険に同じようなサービスがある場合、原則として介護保険のサービスを先に使うという決まりです。
- 介護保険料かいごほけんりょう
- 介護保険の被保険者が納める保険料です。第1号被保険者は市町村が決めた額を、第2号被保険者は医療保険料と一緒に納めます。
- 介護保険料加算かいごほけんりょうかさん
- 生活保護を受けている第1号被保険者の介護保険料を払えるように、その分を生活扶助に上乗せすることです。
- 介護保険料率かいごほけんりょうりつ
- 健康保険に入っている第2号被保険者の介護保険料を、給与や賞与にかけて計算するための割合です。医療保険者ごとに決まります。
- 介護予防かいごよぼう
- 介護が必要な状態になるのをできるだけ防いだり遅らせたりすること、また介護が必要になってもそれ以上悪くならないようにすることです。
- 介護予防教室かいごよぼうきょうしつ
- 市区町村や地域包括支援センターなどが開く、運動・栄養・口の健康・認知症予防などを学び、実践する教室です。
- 介護予防居宅療養管理指導かいごよぼうきょたくりょうようかんりしどう
- 通院がむずかしい要支援の人の自宅を、医師や薬剤師、管理栄養士などが訪ね、療養上の管理や指導を行うサービスです。
- 介護予防ケアマネジメントかいごよぼうけあまねじめんと
- 総合事業のサービスを使う人のために、地域包括支援センターなどが本人の状態を見て、目標やサービスの計画を立てる支援です。
- 介護予防サービスかいごよぼうさーびす
- 要支援1・2の人が使う、状態の悪化を防ぐためのサービスです。介護予防訪問看護や介護予防通所リハビリテーションなどがあります。
- 介護予防サービス計画かいごよぼうさーびすけいかく別の言い方:介護予防ケアプラン
- 要支援の人が使う介護予防サービスなどの計画です。地域包括支援センターなどが本人と相談してつくります。
- 介護予防支援かいごよぼうしえん
- 要支援の人のケアプラン(介護予防サービス計画)をつくり、サービスの調整を行うサービスです。地域包括支援センターなどが行います。
- 介護予防支援事業所かいごよぼうしえんじぎょうしょ
- 介護予防支援を行う事業所です。地域包括支援センターのほか、指定を受けた居宅介護支援事業所も行えます。
- 介護予防支援の委託かいごよぼうしえんのいたく
- 地域包括支援センターが、介護予防支援の仕事の一部を、居宅介護支援事業所のケアマネジャーにまかせることです。
- 介護予防住宅改修費かいごよぼうじゅうたくかいしゅうひ
- 要支援の人が住宅改修をしたときに、介護保険から支給されるお金です。対象の工事は要介護の人と同じです。
- 介護予防小規模多機能型居宅介護かいごよぼうしょうきぼたきのうがたきょたくかいご
- 要支援の人が、通い・訪問・泊まりを組み合わせて、介護予防のための支援を受ける地域密着型のサービスです。
- 介護予防・生活支援サービス事業かいごよぼうせいかつしえんさーびすじぎょう
- 総合事業のうち、要支援の人や事業対象者が使えるサービスです。訪問型サービス、通所型サービス、その他の生活支援サービス、介護予防ケアマネジメントがあります。
- 介護予防短期入所生活介護かいごよぼうたんきにゅうしょせいかつかいご
- 要支援の人が特養などに短い期間泊まり、介護予防を目的とした日常生活の支援や機能訓練を受けるサービスです。
- 介護予防短期入所療養介護かいごよぼうたんきにゅうしょりょうようかいご
- 要支援の人が老健や介護医療院などに短い期間泊まり、医学的な管理のもとで介護予防の支援や機能訓練を受けるサービスです。
- 介護予防通所リハビリテーションかいごよぼうつうしょりはびりてーしょん別の言い方:介護予防デイケア
- 要支援の人が老健などに通い、運動機能の向上や栄養改善、口腔機能の向上などのリハビリを受けるサービスです。
- 介護予防特定施設入居者生活介護かいごよぼうとくていしせつにゅうきょしゃせいかつかいご
- 指定を受けた有料老人ホームなどに住む要支援の人が、その施設から介護予防のための支援を受けるサービスです。
- 介護予防・日常生活圏域ニーズ調査かいごよぼうにちじょうせいかつけんいきにーずちょうさ
- 市町村が介護保険事業計画をつくるために、要介護認定を受けていない高齢者などを対象に、生活の様子や困りごとを調べるアンケートです。
- 介護予防・日常生活支援総合事業かいごよぼうにちじょうせいかつしえんそうごうじぎょう別の言い方:総合事業
- 市町村が地域の実情に合わせて行う、介護予防と生活支援の事業です。要支援の人などへのサービスと、すべての高齢者向けの介護予防があります。
- 介護予防認知症対応型共同生活介護かいごよぼうにんちしょうたいおうがたきょうどうせいかつかいご
- 認知症のある要支援2の人が、グループホームで共同生活をしながら介護予防のための支援を受けるサービスです。
- 介護予防認知症対応型通所介護かいごよぼうにんちしょうたいおうがたつうしょかいご
- 認知症のある要支援の人が通い、介護予防を目的とした日常生活の支援や機能訓練を受ける地域密着型のサービスです。
- 介護予防把握事業かいごよぼうはあくじぎょう
- 一般介護予防事業の一つで、閉じこもりなど何らかの支援が必要な高齢者を早めに見つけ、介護予防の活動につなげる事業です。
- 介護予防普及啓発事業かいごよぼうふきゅうけいはつじぎょう
- 一般介護予防事業の一つで、介護予防についての講座やパンフレットなどで、住民に介護予防の大切さを広める事業です。
- 介護予防福祉用具貸与かいごよぼうふくしようぐたいよ
- 要支援の人が、手すりやスロープ、歩行器、歩行補助つえなどの福祉用具を借りられるサービスです。状態により借りられる種類が決まっています。
- 介護予防訪問看護かいごよぼうほうもんかんご
- 要支援の人の自宅を看護師などが訪ね、主治医の指示にもとづいて、状態の悪化を防ぐための看護や助言を行うサービスです。
- 介護予防訪問入浴介護かいごよぼうほうもんにゅうよくかいご
- 要支援の人の自宅に浴槽を持ちこみ、入浴を介助するサービスです。自宅に浴室がない場合など、限られた場合に使われます。
- 介護予防訪問リハビリテーションかいごよぼうほうもんりはびりてーしょん
- 要支援の人の自宅をリハビリ職が訪ね、生活の動作を保ち、高めるための練習などを行うサービスです。
- 介護離職かいごりしょく
- 家族の介護のために仕事を辞めることです。国は介護休業などの制度で、仕事と介護の両立を進めています。
- 介護離職ゼロかいごりしょくぜろ
- 介護を理由に仕事をやめる人をなくすことをめざす、国の目標です。介護サービスの整備や、働きながら介護できる職場づくりが進められています。
- 介護療養型医療施設かいごりょうようがたいりょうしせつ
- 医療の必要が高い要介護の人が長く入院していた介護保険の施設です。制度は廃止され、介護医療院などに移りました。
- 介護療養型老人保健施設かいごりょうようがたろうじんほけんしせつ別の言い方:療養型老健
- 病院の療養病床から転換した老健で、夜間の看護の体制を手厚くし、医療の必要が高い人やみとりにも対応する施設です。
- 介護老人保健施設かいごろうじんほけんしせつ別の言い方:老健
- 病院から退院した人などが、医療のケアやリハビリを受けて、家に戻ることをめざす介護保険施設です。
- 介護労働安定センターかいごろうどうあんていせんたー
- 介護で働く人の働く環境をよくし、人材の確保や育成を進めるための公益財団法人です。介護の仕事の実態調査や、事業所への相談支援などを行っています。
- 介護労働実態調査かいごろうどうじったいちょうさ
- 介護労働安定センターが毎年行う、介護の事業所と働く人の調査です。人手の不足感、賃金、仕事の悩みや職場をやめた理由などを調べています。
- 介護労働者法かいごろうどうしゃほう別の言い方:介護労働者の雇用管理の改善等に関する法律
- 介護の仕事をする人の働く環境をよくし、能力を高めることで、介護の人材を確保するための法律です。1992年にできました。
- 介護ロボットかいごろぼっと
- 移乗の手助けや見守り、排せつの支援など、介護の仕事を助けるロボット技術を使った機器です。体の負担を軽くする装着型の機器などがあります。
- 介護ロボット導入支援事業かいごろぼっとどうにゅうしえんじぎょう
- 介護の事業所が、見守り機器や移乗を助けるロボットなどを入れるときに、都道府県が費用の一部を補助する事業です。
- 概日リズムがいじつりずむ別の言い方:サーカディアンリズム、体内時計
- 体にもともと備わっている、およそ1日の周期で変わる体のリズムです。朝に光を浴びることで整えられます。
- 解釈通知かいしゃくつうち
- 国が基準や報酬のルールの意味や運用のしかたを、くわしく説明した通知です。現場で基準を読むときに欠かせない資料です。
