高齢者福祉 用語辞典:「し」
435語のうち 241〜320語め(しゅしえ…〜しょくち…)
- 手指衛生しゅしえいせい
- 石けんと流水での手洗いや、アルコールでの手の消毒によって、手を清潔にすることです。感染予防の最も基本となる方法です。
- 恤救規則じゅっきゅうきそく
- 1874年に明治政府が定めた、日本で最初の全国的な貧しい人への救いのきまりです。身寄りがなく働けないお年寄りなどに限って、米代を与えました。
- 出血傾向しゅっけつけいこう
- 血が止まりにくく、あざができやすい状態です。血液をさらさらにする薬や肝臓の病気などで起こり、ひげそりや爪切り、歯みがきのときにも注意します。
- 主任介護支援専門員しゅにんかいごしえんせんもんいん別の言い方:主任ケアマネジャー
- 介護支援専門員のなかで、経験を積み、専門の研修を終えた人です。ほかの介護支援専門員への助言や指導、地域づくりの役割を担います。
- 主任介護支援専門員更新研修しゅにんかいごしえんせんもんいんこうしんけんしゅう
- 主任介護支援専門員の資格を続けるために、有効期間が切れる前に受ける研修です。地域づくりや人材育成について学びます。
- 樹木葬じゅもくそう
- 墓石のかわりに樹木や草花を目印にして遺骨を埋葬するお墓です。自然に返るという考え方から選ばれ、永代供養がついていることが多くあります。
- 受容じゅよう
- 相手の考えや気持ち、行動を、良い悪いで判断せずに、そのまま受け入れることです。相手が安心して話せる関係の土台になります。
- 腫瘍マーカーしゅようまーかー
- がんがあると血液中に増えることがある物質です。がんの手がかりや治療の効果の確認に使われますが、高くてもがんとは限らず、ほかの検査と合わせて判断します。
- 手浴しゅよく
- 洗面器などのお湯に手をつけて洗う部分浴です。手の汚れを落とし、血の流れをよくし、指の関節を動かしやすくします。
- 受領委任払いじゅりょういにんばらい
- 住宅改修や福祉用具の購入で、利用者は自己負担分だけを払い、残りを市町村が事業者に直接払うしくみです。行っていない市町村もあります。
- 種類支給限度基準額しゅるいしきゅうげんどきじゅんがく
- 市町村が、地域のサービスの量に合わせて、特定のサービスの種類ごとに決めることができる利用の上限額です。
- 手話しゅわ
- 手や指の形・動き、表情などで意味を伝える言語です。耳が聞こえない人の大切なコミュニケーションの手段です。
- 準確定申告じゅんかくていしんこく
- 亡くなった人のその年の所得について、相続人が代わりに行う確定申告です。年金のみの人でも、医療費控除などで税金が戻ることがあります。
- 准看護師じゅんかんごし
- 都道府県知事の免許を受けて、医師や看護師の指示のもとで看護を行う資格です。介護施設でも看護職員として働いています。
- 準言語じゅんげんご別の言い方:パラ言語
- 声の大きさ・高さ・速さ・間のとり方など、言葉そのものではなく話し方にふくまれる情報のことです。同じ言葉でも、話し方で伝わる気持ちが変わります。
- 準備期じゅんびき別の言い方:咀嚼期
- 摂食嚥下の流れの段階の一つで、食べ物を口に入れてかみくだき、飲みこみやすいかたまり(食塊)にする時期です。
- 除圧じょあつ
- 体の一部にかかっている圧迫を取りのぞくことです。体位変換やクッションの使用などで、床ずれを防ぎます。
- 生涯学習しょうがいがくしゅう
- 学校を卒業したあとも、一生を通じて、自分の興味や必要に応じて学び続けることです。高齢者の生きがいや社会参加にもつながります。
- 生涯活躍のまちしょうがいかつやくのまち別の言い方:日本版CCRC
- お年寄りなどが地域の人と交流しながら健康で活動的に暮らし、必要なときに医療や介護を受けられるまちづくりの国の取り組みです。
- 障害基礎年金しょうがいきそねんきん
- 国民年金から支給される障害年金です。障がいの程度が1級または2級の人が、保険料の納付の条件などを満たすと受け取れます。
- 生涯現役しょうがいげんえき
- 年をとっても、意欲や能力に応じて、働いたり地域で活動したりし続けることです。
- 障害厚生年金しょうがいこうせいねんきん
- 厚生年金保険に加入している間に初めて医師の診察を受けた病気やけがで障がいが残ったときに受け取れる年金です。
- 障害高齢者の日常生活自立度しょうがいこうれいしゃのにちじょうせいかつじりつど別の言い方:寝たきり度
- 体の障がいがある高齢者が、どのくらい自分で動けるかを段階で示した目安です。生活自立から寝たきりまでの段階で表します。
- 障害者控除しょうがいしゃこうじょ
- 本人や扶養している家族に障がいがあるとき、所得から一定額を差し引いて税金を軽くするしくみです。
- 障害者控除対象者認定しょうがいしゃこうじょたいしょうしゃにんてい別の言い方:障害者控除対象者認定書
- 障害者手帳を持っていない65歳以上の人でも、市町村が障がいのある人に準ずると認めれば、障害者控除を受けられるようにする認定です。
- 障害者生活支援体制加算しょうがいしゃせいかつしえんたいせいかさん
- 特養で、視覚や聴覚、知的などの障害がある入所者が多い場合に、専門の職員を置いて支援している施設の加算です。
- 障害者総合支援法しょうがいしゃそうごうしえんほう別の言い方:障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律
- 障がいのある人の福祉サービスを定めた法律です。65歳以上などで介護保険に同じサービスがあるときは、原則として介護保険が先に使われます。
- 障害認定しょうがいにんてい
- 一定の障がいがある65歳以上75歳未満の人が、申請して広域連合の認定を受け、後期高齢者医療制度に加入することです。
- 障害年金しょうがいねんきん
- 病気やけがで障がいが残り、生活や仕事に支障があるときに受け取れる年金です。障害基礎年金と障害厚生年金があります。
- 消化管出血しょうかかんしゅっけつ
- 食道・胃・腸などの消化管から出血することです。血を吐く、黒い便や血の混じった便が出る、ふらつきや貧血などで気づきます。
- 償還払いしょうかんばらい
- サービスの費用をいったん全額払い、あとで市町村に申請して保険給付分の払い戻しを受ける方法です。住宅改修費や福祉用具購入費などで使われます。
- 小規模多機能型居宅介護しょうきぼたきのうがたきょたくかいご別の言い方:小多機、小規模多機能
- 1つの事業所が「通い」を中心に、「訪問」と「泊まり」を組み合わせて提供する地域密着型サービスです。なじみの職員に支えてもらえます。
- 小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修しょうきぼたきのうがたさーびすとうけいかくさくせいたんとうしゃけんしゅう
- 小規模多機能型居宅介護や看護小規模多機能型居宅介護などで、利用者の計画をつくる担当者が受ける研修です。
- 小規模宅地等の特例しょうきぼたくちとうのとくれい
- 亡くなった人が住んでいた家の土地などを家族が相続したとき、条件を満たせば相続税を計算するときの土地の評価額を大きく減らせる特例です。
- 償却期間しょうきゃくきかん
- 前払金を何か月分の家賃などとして使っていくかを決めた期間です。この期間が過ぎると、退去しても前払金はもどりません。
- 常勤じょうきん
- 事業所で決められている常勤の職員の勤務時間(就業規則などの時間)だけ働いている状態のことです。正社員かどうかとは関係ありません。
- 常勤医師配置加算じょうきんいしはいちかさん
- 特養で、入所者の健康管理などのために、常勤で専従の医師を1人以上置いている場合の加算です。医師がすぐに対応できる体制を評価します。
- 常勤換算じょうきんかんさん別の言い方:常勤換算方法
- 職員全員の勤務時間の合計を、常勤の職員の勤務時間でわって、常勤の人数に直す計算方法です。人員基準を満たしているかを確かめるのに使います。
- 衝撃吸収マットしょうげききゅうしゅうまっと
- ベッドの横などの床に敷き、転んだり落ちたりしたときの衝撃をやわらげるマットです。厚みでつまずかないよう、段差の少ないものを選びます。
- 昇降便座しょうこうべんざ
- 電動などで便座が持ち上がり、立ち上がりを助ける便座です。腰掛便座の一つとして、介護保険で買えるものがあります。
- 少子高齢化しょうしこうれいか
- 生まれる子どもの数が減る少子化と、高齢者の割合が増える高齢化が同時に進むことです。社会保障や働き手の確保などに大きな影響があります。
- 常食じょうしょく別の言い方:普通食
- かたさや形に特別な工夫をしていない、ふつうの食事のことです。かむ力や飲みこむ力に問題がない人が食べます。
- 焦燥しょうそう
- いらいらして落ち着かない状態です。じっとしていられない、そわそわするなどの形で現れ、体の不調や不安がかくれていることがあります。
- 小地域ネットワーク活動しょうちいきねっとわーくかつどう
- ひとり暮らしのお年寄りなどを、近所の住民やボランティアがチームになって見守り、支える活動です。社会福祉協議会が進めています。
- 小地域福祉活動しょうちいきふくしかつどう
- 町内会や小学校の区域など、身近な地域で住民が行う福祉の活動です。見守りやサロン、助け合いなどがあり、社会福祉協議会が支えています。
- 常同行動じょうどうこうどう
- 同じ行動や言葉を、決まったやり方でくり返すことです。前頭側頭型認知症で見られやすく、毎日同じ道を歩く、同じものを食べ続けるなどの形で現れます。
- 床頭台しょうとうだい
- 病院や施設のベッドのそばに置く、小さな棚や引き出しのついた台です。身の回りの物を置き、手の届く場所に必要な物をそろえることで転倒予防にもなります。
- 常同的周遊じょうどうてきしゅうゆう別の言い方:周徊
- 毎日決まった同じ道順を歩いて回ることです。前頭側頭型認知症で見られる常同行動の一つで、道に迷うことは少ないとされます。
- 消毒用エタノールしょうどくようえたのーる
- 手指や物の表面の消毒に使うアルコールです。多くの細菌やウイルスに効きますが、ノロウイルスなどには効きにくく、その場合は別の消毒薬を使います。
- 衝突被害軽減ブレーキしょうとつひがいけいげんぶれーき別の言い方:自動ブレーキ
- 前の車や歩行者にぶつかりそうなとき、車がそれを見つけて知らせ、自動でブレーキをかけて事故を防いだり被害を小さくしたりする装置です。
- 消費者安全確保地域協議会しょうひしゃあんぜんかくほちいききょうぎかい
- 高齢者などを消費者被害から守るため、自治体、福祉関係者、警察、事業者などが連携して見守る地域のしくみです。消費者安全法にもとづいています。
- 消費者契約法しょうひしゃけいやくほう
- 事業者がうそを言ったり、強引に勧誘したりして結ばせた契約を、消費者が取り消せることなどを定めた法律です。
- 消費者庁しょうひしゃちょう
- 消費者が安心して暮らせるよう、悪質な商法の取りしまりや、消費者を守る法律の運用などを行う国の役所です。2009年にできました。
- 消費者被害しょうひしゃひがい
- 悪質な訪問販売や電話勧誘などで、不要な契約をさせられたり、お金をだまし取られたりすることです。認知症の方は被害にあいやすく、周りの気づきが大切です。
- 消費者ホットラインしょうひしゃほっとらいん別の言い方:188
- 消費者トラブルの相談先がわからないとき、近くの消費生活センターなどにつないでくれる全国共通の電話番号です。「いやや」と覚えます。
- 消費生活センターしょうひせいかつせんたー
- 商品やサービスの契約トラブル、悪質商法の被害などの相談を受けつける、自治体の窓口です。専門の相談員が、解決のための助言などを行います。
- 消費生活相談員しょうひせいかつそうだんいん
- 消費生活センターなどで、契約や悪質商法などのトラブルの相談を受け、解決のための助言やあっせんを行う専門の相談員です。
- 上部消化管内視鏡検査じょうぶしょうかかんないしきょうけんさ別の言い方:胃カメラ
- 口や鼻から細いカメラを入れ、食道や胃、十二指腸の中を見る検査です。がんや潰瘍、出血の場所などを調べ、組織をとって調べることもあります。
- 消防訓練しょうぼうくんれん
- 火事に備えて、通報・消火・避難誘導を練習する訓練です。介護施設では、夜間の少ない職員での避難を想定した訓練も大切です。
- 消防計画しょうぼうけいかく
- 施設で火事を防ぎ、起きたときに通報・消火・避難をどう行うかを決めた計画です。防火管理者が作り、消防署に届け出ます。
- 睫毛乱生しょうもうらんせい別の言い方:逆さまつげ
- まつげが不ぞろいな向きに生え、目に当たる状態です。目のごろごろ感や涙、充血の原因になり、眼科でまつげを抜くなどの処置をします。
- 上腕骨近位端骨折じょうわんこつきんいたんこっせつ
- 肩に近い所の二の腕の骨の骨折です。高齢者が転んで肩や腕を打ったときに起こりやすく、骨粗しょう症と関係が深い骨折です。
- 初回加算しょかいかさん
- 新しい利用者を受け入れたはじめの時期の、計画づくりや同行などの手間を評価する加算です。訪問介護や居宅介護支援などにあります。
- 所轄庁しょかつちょう
- 社会福祉法人の設立の認可や、運営が正しく行われているかの指導・監査を受けもつ役所です。主に法人の住所地の市や都道府県が当たります。
- 初期加算しょきかさん
- 施設に入所したはじめの期間、新しい生活になれるための支援に手間がかかることを評価する加算です。特養や老健、グループホームなどにあります。
- 初期償却しょきしょうきゃく
- 前払金のうち、入居したときにホームの収入となり、退去してももどらない部分です。契約の前に、割合や額をよく確かめることが大切です。
- 処遇改善計画書しょぐうかいぜんけいかくしょ
- 処遇改善加算をとる事業所が、どのように賃金を改善するかを書いて、指定権者に出す計画書です。職員にも内容を知らせます。
- 食形態しょくけいたい
- 食事のかたさ・大きさ・まとまり具合などの形のことです。常食・軟菜食・ソフト食・ミキサー食など、その人のかむ力や飲みこむ力に合わせて選びます。
- 食後低血圧しょくごていけつあつ
- 食事のあとに血液が胃や腸に集まり、血圧が下がってふらつきやめまいが起こる状態です。高齢者に多く、食後すぐの立ち上がりや入浴に注意します。
- 食事介助しょくじかいじょ
- 自分だけで食事をとるのが難しい人の食事を手伝うことです。安全に、おいしく、できるだけ自分で食べられるように、姿勢や食べ物の形、ペースに気を配ります。
- 食事形態しょくじけいたい
- ふつうの食事・やわらかい食事・きざみ・ミキサーなど、かむ力や飲みこむ力に合わせて変えた食事のかたちのことです。
- 食事姿勢しょくじしせい
- 食事をするときの体の姿勢のことです。いすに深く座り、足の裏を床につけ、あごを軽く引いて少し前かがみになると、むせにくく食べやすくなります。
- 食事摂取量しょくじせっしゅりょう
- 実際に食べた食事の量のことです。主食・副食ごとに割合などで記録し、体調や栄養の状態を知る手がかりにします。
- 食事箋しょくじせん
- 医師が、治療食の種類やエネルギー量、食事の形態などを指示する書類です。病院や施設の管理栄養士はこれにもとづいて献立をつくります。
- 食事用エプロンしょくじようえぷろん
- 食べこぼしで服が汚れないようにつけるエプロンです。使うときは、本人の気持ちに配慮して、子どもあつかいにならないよう声をかけます。
- 食前しょくぜん
- 薬の飲み方の一つで、食事の前に飲むことです。多くは食事の少し前を指し、薬によって時間がちがうため、薬の袋や説明書で確かめます。
- 褥瘡じょくそう別の言い方:床ずれ
- 体の同じ所が長く押されて血の流れが悪くなり、皮膚やその下が傷ついた状態です。おしりの骨の上、かかと、腰の横など、骨が出た所にできやすいです。
- 褥瘡好発部位じょくそうこうはつぶい
- 褥瘡ができやすい体の場所です。あお向けではおしりの仙骨部やかかと、横向きでは腰の横の骨の出っぱりなど、骨が出ていて圧がかかる所です。
- 褥瘡マネジメント加算じょくそうまねじめんとかさん
- 施設などで、床ずれ(褥瘡)ができる危険を定期的に評価し、計画をつくって予防や管理に取り組んだときの加算です。
- 食中毒しょくちゅうどく
- 細菌やウイルス、毒をもつ物などがついた食べ物を食べて、下痢や嘔吐、腹痛、発熱などが起こることです。高齢者は重くなりやすく、調理や保存の衛生が大切です。
