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高齢者福祉 用語辞典:「し」

435語のうち 321〜400語め(しょくど…〜じんせい…)

食道がんしょくどうがん
食道にできるがんです。飲酒や喫煙が大きな原因で、飲みこむときにしみる、つかえる感じなどの症状があり、高齢の男性に多くみられます。
食道期しょくどうき
摂食嚥下の流れの最後の段階で、食道の動きによって食べ物を胃へ送る時期です。
食道裂孔ヘルニアしょくどうれっこうへるにあ
胃の一部が、横隔膜にある食道の通り道から胸のほうに飛び出す状態です。胃酸が逆流しやすく、背中の丸い高齢者に多くみられます。
職場環境等要件しょくばかんきょうとうようけん
処遇改善加算の要件の一つです。働きやすい職場にするための取り組み(入職の支援、両立支援、腰痛対策、生産性向上など)を行うことが求められます。
職場における腰痛予防対策指針しょくばにおけるようつうよぼうたいさくししん
国が示した、職場で起きる腰痛を防ぐための指針です。介護の仕事では、人を抱え上げないこと、福祉用具を使うこと、作業の姿勢の工夫などが示されています。
食費しょくひ
介護保険施設やショートステイなどでの食事の材料費や調理にかかる費用です。介護保険の給付の対象外で、原則として利用者が負担します。
食物残渣しょくもつざんさ
食事のあとに口の中や入れ歯に残った食べかすのことです。細菌が増える原因になるので、口腔ケアで取りのぞきます。
食物繊維しょくもつせんい
野菜・いも・豆・海そうなどに多くふくまれる、消化されにくい成分です。便通をととのえるはたらきがあります。
食欲不振しょくよくふしん
食べたい気持ちが起こらない状態です。病気・薬・口の問題・気分の落ちこみなど原因はさまざまで、低栄養につながるため原因を探ることが大切です。
叙述体じょじゅつたい
起こったことを、時間の流れにそってありのままに書く記録の書き方です。介護記録の基本となる書き方です。
食塊しょっかい
かみくだいた食べ物がだ液とまざって、飲みこみやすい一つのかたまりになったものです。
食間しょっかん
薬の飲み方の一つで、食事と食事の間、つまり食後しばらくたった胃が空の時間に飲むことです。「食事の最中」という意味ではありません。
ショックしょっく
全身の血の巡りが急に悪くなり、体に必要な酸素が届かなくなる危険な状態です。顔色が青白い、冷や汗、脈が速く弱いなどがあれば、すぐに救急車を呼びます。
所定疾患施設療養費しょていしっかんしせつりょうようひ
老健で、肺炎や尿路感染症など決められた病気になった入所者に、施設の中で投薬や検査などの治療を行ったときに算定する費用です。
所得再分配しょとくさいぶんぱい
税金や社会保険料を収入に合わせて集め、年金や医療、福祉などの形で必要な人に回すことで、暮らしの差を小さくするはたらきです。社会保障の大事な役わりの一つです。
所得割しょとくわり
保険料のうち、加入者の所得に応じて負担する部分です。所得に決められた率をかけて計算します。
処方箋しょほうせん
医師が、患者に出す薬の種類・量・飲み方などを書いた書類です。これを薬局に出して薬を受け取ります。有効期間が決まっています。
徐脈じょみゃく
脈がふつうより遅い状態です。めまい・ふらつき・意識が遠くなるなどが出ることがあり、薬の影響や心臓の病気で起こります。
所要時間区分しょようじかんくぶん
通所介護や通所リハなどで、サービスの時間の長さによって分けられた報酬の区分です。計画で決めた時間で算定します。
自立支援じりつしえん
利用者が、できるだけ自分の力で、その人らしく暮らせるように支えることです。介護保険の大切な考え方の一つです。
自立支援医療じりつしえんいりょう別の言い方:精神通院医療
通院による精神科の医療費の自己負担を軽くする制度(精神通院医療)があり、認知症で通院している方も対象になることがあります。
自立支援型地域ケア会議じりつしえんがたちいきけあかいぎ
要支援の人などのケアプランをもとに、リハビリ職や栄養士などの専門職が助言し、本人の自立につながる支援を考える地域ケア会議です。
自立支援・重度化防止じりつしえんじゅうどかぼうし
介護保険の大切な目的で、高齢者ができるだけ自分の力で暮らせるよう支え、介護が必要な状態が重くならないようにすることです。
自立支援促進加算じりつしえんそくしんかさん
施設で、医師が入所者の状態を定期的に評価し、寝たきりを防ぎ、自立を支えるための計画をつくってケアを行ったときの加算です。
自律神経症状じりつしんけいしょうじょう
体の調子を自動で整える自律神経のはたらきが乱れて起こる症状です。便秘、立ちくらみ、汗のかき方の変化などがあり、レビー小体型認知症で見られやすいです。
自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助じりつせいかつしえんじゅうどかぼうしのためのみまもりてきえんじょ別の言い方:見守り的援助
利用者が自分でできることを増やすために、ヘルパーが見守りや声かけをしながら、家事などをいっしょに行う支援です。身体介護として扱われます。
自立相談支援事業じりつそうだんしえんじぎょう
生活困窮者自立支援制度の中心となる事業です。生活に困っている人の相談を受け、一人ひとりに合った支援の計画を作り、ほかの支援につなぎます。
シルバーカーしるばーかー
買い物などの外出に使う、手押し車の形をした歩行の補助具です。荷物を入れたり座って休んだりできますが、体を大きく支える力はありません。
シルバーサービスしるばーさーびす別の言い方:シルバービジネス
民間の会社が、お年寄り向けに提供する商品やサービスのことです。有料老人ホーム、配食、福祉用具、見守りサービスなどがあります。
シルバーサービス振興会しるばーさーびすしんこうかい
お年寄り向けの民間サービスの質を高めるために、事業者などが集まってつくられた団体です。シルバーマークの認定や、介護の研修などを行っています。
シルバー人材センターしるばーじんざいせんたー
おおむね60歳以上の人が会員になり、地域から引き受けた草取り・家事援助・事務などの短い仕事をする団体です。働くことで生きがいや社会参加につながります。
シルバーハウジングしるばーはうじんぐ
手すりや段差の解消などバリアフリーにした公営住宅などに、生活援助員が安否確認や生活相談を行う高齢者向けの住宅です。
シルバーマークしるばーまーく
シルバーサービス振興会が、安全で質のよいお年寄り向けのサービスや福祉用具の事業者に与える認定のしるしです。
脂漏性角化症しろうせいかくかしょう別の言い方:老人性いぼ
年をとるとともに顔や体にできる、茶色から黒色の盛り上がったいぼです。良性のできものですが、急に大きくなるなど変化があれば皮膚科で確かめます。
脂漏性皮膚炎しろうせいひふえん
頭や顔、わきなど皮脂の多いところに、赤みとふけのようなかさかさが出る皮膚の病気です。皮膚にいるカビの仲間が関係するといわれています。
寝衣交換しんいこうかん
寝ている人のパジャマなどの寝間着を取りかえることです。汗や汚れをとって清潔にし、脱健着患の順番で行います。
腎移植じんいしょく
腎臓のはたらきが失われた人に、ほかの人から腎臓を提供してもらい移植する治療です。手術のあとは、拒絶反応を防ぐ薬を飲み続けます。
人員基準じんいんきじゅん
事業所に置かなければならない職員の種類や人数、資格などを決めた基準です。管理者や介護職員、看護職員などについて定められています。
人員基準欠如減算じんいんきじゅんけつじょげんさん
職員の数が人員基準で決められた数を下回っているときに、その期間の介護報酬を減らすしくみです。
人員・設備・運営基準じんいんせつびうんえいきじゅん別の言い方:運営基準
介護サービスの事業所が守らなければならない、職員の数や資格、建物や設備、サービスの運営方法についての決まりです。
腎盂腎炎じんうじんえん
細菌が膀胱から腎臓までさかのぼって起こる感染症です。高い熱・寒気・背中や腰の痛みが出て、重くなると命にかかわることもあります。
心エコー検査しんえこーけんさ別の言い方:心臓超音波検査
胸に超音波をあてて、心臓の動きや大きさ、弁のようすを画面で見る検査です。痛みがなく、心不全や弁膜症の診断に使われます。
新オレンジプランしんおれんじぷらん別の言い方:認知症施策推進総合戦略
国が関係省庁と共同で定めた認知症施策の総合戦略の通称です。認知症の方の意思が尊重され、住み慣れた地域で暮らし続けられる社会を目指しました。
新型コロナウイルス感染症しんがたころなういるすかんせんしょう別の言い方:COVID-19
新型コロナウイルスによる感染症です。発熱・せき・のどの痛み・だるさなどが出て、高齢者や持病のある人は重くなりやすいことが知られています。
人感センサーライトじんかんせんさーらいと
人が近づくと自動でつく明かりです。スイッチをさがさなくてよいので、夜の廊下や玄関で役立ちます。
心気症しんきしょう
体の小さな変化を気にしすぎて、重い病気ではないかと強く心配し続ける状態です。高齢者にも見られます。
新規申請しんきしんせい
はじめて要介護認定を受けるときの申請です。原則として市町村の職員が認定調査を行います。
心筋梗塞しんきんこうそく
心臓に血液を送る血管がつまり、心臓の筋肉が傷つく病気です。強い胸の痛みが続きますが、高齢者では痛みが少なく、息苦しさや吐き気だけのこともあります。
寝具しんぐ
布団・マットレス・まくら・シーツなど、眠るときに使う道具です。体に合った、清潔で心地よいものを選びます。
神経因性膀胱しんけいいんせいぼうこう
脳や脊髄、末梢の神経の病気などで、膀胱にためる・出すしくみがうまくはたらかなくなった状態です。尿が出にくい、もれるなどが起こります。
神経原線維変化しんけいげんせんいへんか
異常になったタウたんぱくが、神経細胞の中で糸くずのようにからまってたまったものです。アルツハイマー型認知症などで見られ、神経細胞が弱る原因と考えられています。
神経原線維変化型老年期認知症しんけいげんせんいへんかがたろうねんきにんちしょう別の言い方:SD-NFT
とても高齢の方に見られる認知症で、記憶にかかわる海馬などにタウたんぱくがたまります。もの忘れが中心で、ゆっくり進むことが多いといわれます。
神経心理検査しんけいしんりけんさ
記憶、言葉、注意、判断など、脳のはたらきをいろいろな課題で調べる検査をまとめた呼び方です。認知症の診断や、得意・不得意を知るために行います。
心原性脳塞栓症しんげんせいのうそくせんしょう
心臓の中でできた血のかたまりが流れて脳の血管につまる脳梗塞です。心房細動という不整脈が主な原因で、症状が重くなりやすいです。
人件費割合じんけんひわりあい
介護報酬のうち人件費にあたる部分の割合で、サービスの種類ごとに決まっています。地域区分による単価の上乗せを計算するときに使います。
新高額障害福祉サービス等給付費しんこうがくしょうがいふくしさーびすとうきゅうふひ
長く障害福祉サービスを使っていた低所得の人が、65歳から介護保険の同じようなサービスを使うときに、利用者負担を払い戻すしくみです。
人工関節置換術じんこうかんせつちかんじゅつ
すり減ったり変形したりした膝や股関節を、人工の関節に取りかえる手術です。痛みをやわらげ、歩きやすくすることを目的にします。
新興感染症等施設療養費しんこうかんせんしょうとうしせつりょうようひ
国が指定した新しい感染症にかかった入所者を、適切な感染対策をとりながら施設の中で療養させたときに算定する費用です。
人口減少社会じんこうげんしょうしゃかい
生まれる人より亡くなる人が多く、総人口が減っていく社会のことです。日本はすでにこの状態にあります。
人工呼吸じんこうこきゅう
呼吸が止まった人の口から息を吹きこみ、肺に空気を送る救命の方法です。一般の人は胸骨圧迫を優先し、技術と意思がある場合に組み合わせます。
人工呼吸器じんこうこきゅうき
自分で十分に呼吸ができない人の呼吸を、機械で助ける装置です。気管切開をして使うものと、マスクをつけて使うものがあります。
人工骨頭置換術じんこうこっとうちかんじゅつ
折れたり傷んだりした太ももの骨の先の丸い部分を、金属などでできた人工の部品に取りかえる手術です。大腿骨頸部骨折の治療で行われます。
人口推計じんこうすいけい
総務省が、国勢調査のない年に、出生や死亡などの数をもとに毎月や毎年の人口を計算したものです。お年寄りの人口や高齢化率の発表にも使われます。
進行性核上性麻痺しんこうせいかくじょうせいまひ
脳の一部の神経が少しずつ失われ、転びやすさ・目を上下に動かしにくい・飲みこみにくさなどが進む病気です。国の指定難病の一つです。
進行性非流暢性失語しんこうせいひりゅうちょうせいしつご別の言い方:PNFA
前頭側頭葉変性症の一つで、言葉がなめらかに出にくくなる症状が少しずつ進む病気です。話し方がたどたどしくなったり、文法をまちがえやすくなったりします。
人工透析じんこうとうせき別の言い方:透析
腎臓のはたらきが大きく落ちたときに、機械や体の膜を使って血液から老廃物や余分な水分を取り除く治療です。血液透析と腹膜透析があります。
人口動態統計じんこうどうたいとうけい
厚生労働省が、出生・死亡・結婚・離婚などの届け出をもとにまとめる統計です。亡くなった原因や亡くなった場所の移り変わりなども分かります。
人工内耳じんこうないじ
補聴器でも聞こえが十分でない人のために、手術で耳の奥に電極を入れ、聞こえの神経を直接刺激して音を伝える機器です。
人工鼻じんこうばな
気管切開をした人や人工呼吸器を使う人のために、はいた息の温かさと湿り気をためて、吸う空気をうるおす器具です。痰が乾いて固まるのを防ぎます。
新ゴールドプランしんごーるどぷらん
ゴールドプランを見直し、介護サービスの整備目標を引き上げた国の計画です。
審査支払しんさしはらい
国保連が、事業所からの請求を給付管理票などと照らし合わせて確かめ、問題がなければ事業所に介護給付費を支払うことです。
審査請求しんさせいきゅう別の言い方:不服申立て
要介護認定や保険料など、市町村の決定に納得できないときに、見直しを求めて申し立てることです。介護保険では介護保険審査会に行います。
人事評価制度じんじひょうかせいど別の言い方:人事考課
職員の仕事ぶりや能力、目標の達成などを決まった基準で評価し、給料や昇進、育成に生かすしくみです。介護の職場でも、キャリアパスとあわせて整えられています。
身上保護しんじょうほご別の言い方:身上監護
成年後見人などが、本人の生活や健康、療養に気を配り、介護サービスや施設入所の契約などを行うことです。実際の介護をすることは含まれません。
心身機能しんしんきのう
国際生活機能分類(ICF)の言葉で、体の動きや感覚、心のはたらきなど、体と心の機能のことです。
心身機能・身体構造しんしんきのうしんたいこうぞう
ICFの生活機能の一つで、体や心の働き(見る・考えるなど)と、手足や内臓など体の部分のつくりのことです。
新人研修しんじんけんしゅう
新しく入った職員が、職場のきまりや介護の基本、利用者とのかかわり方などを学ぶ研修です。安心して働き始められるようにするために行います。
人生会議じんせいかいぎ別の言い方:ACP、アドバンス・ケア・プランニング
これから受けたい医療やケアについて、本人が前もって家族や医療・介護の人たちとくり返し話し合い、考えを共有しておくことです。
人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドラインじんせいのさいしゅうだんかいにおけるいりょうけあのけっていぷろせすにかんするがいどらいん
人生の最終段階の医療やケアを、本人の意思を大切にしながら、医療・介護の人と話し合って決めていく手順を示した厚生労働省の指針です。
人生100年時代じんせいひゃくねんじだい
多くの人が100歳近くまで生きる時代になることを表すことばです。学び直しや長く働くことなど、人生の設計を見直す必要があるといわれています。

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