障がい福祉 用語辞典:「き」
173語のうち 81〜160語め(きゅうに…〜きんきゅ…)
- 吸入きゅうにゅう
- 薬を霧や粉にして、口や鼻から吸いこんで気管や肺に届ける方法です。ぜんそくの治療や、たんを出しやすくするためなどに使います。
- 給付費きゅうふひ
- サービスの費用のうち、利用者負担を除いた分として、市町村から事業所に支払われるお金です。国や都道府県も費用を負担します。
- 急変きゅうへん
- 病気や体の状態が急に悪くなることです。呼吸が止まりそう、意識がないなどのときは、救急車を呼ぶなど決めておいた手順で動きます。
- 9060問題きゅうまるろくまるもんだい
- 8050問題がさらに長引き、90代の親と60代の子どもの世帯で同じような困りごとが起きている問題です。
- 旧優生保護法きゅうゆうせいほごほう
- かつてあった法律で、障害などを理由に本人の同意なく不妊手術が行われました。のちに憲法違反とされ、国が補償する仕組みがつくられています。
- 旧優生保護法補償金等支給法きゅうゆうせいほごほうほしょうきんとうしきゅうほう
- 旧優生保護法のもとで不妊手術などを受けた人や配偶者に、補償金などを支給するための法律です。2024年に作られました。
- 教育訓練給付制度きょういくくんれんきゅうふせいど
- 働く人などが国の指定する講座を受けたとき、受講料の一部が雇用保険から支給される制度です。介護福祉士などの資格の講座も対象です。
- 教育支援委員会きょういくしえんいいんかい別の言い方:就学支援委員会、就学指導委員会
- 障害のある子どもの就学先などについて、医師や教員などの専門家が意見を出す、教育委員会に置かれる会議です。
- 教育相談きょういくそうだん
- 子どもの学習や発達、学校生活などについて、保護者や本人が先生や専門家に相談することです。教育委員会や教育センターでも受けられます。
- 教育扶助きょういくふじょ
- 生活保護のうち、子どもが義務教育を受けるために必要な学用品や給食費などの費用を支給するものです。
- 共依存きょういぞん
- 相手の世話をやくことに自分の価値を見いだし、相手の問題に振り回されながらも離れられなくなる関係のことです。依存症の人の家族などで見られることがあります。
- 強化きょうか
- 行動のあとに起こった結果によって、その行動がこれから起こりやすくなることです。行動分析学の基本の考え方の一つです。
- 境界性パーソナリティ障害きょうかいせいぱーそなりてぃしょうがい別の言い方:境界性パーソナリティ症、BPD
- 感情の波が激しく、見捨てられることへの強い不安や、人間関係の不安定さ、衝動的な行動などがみられる状態です。
- 境界知能きょうかいちのう別の言い方:境界域知能
- 知能検査の結果が、平均よりは低いものの知的障害とされる範囲には入らない状態です。困りごとがあっても気づかれにくく、支援につながりにくいことがあります。
- 強化子きょうかし別の言い方:強化刺激
- 行動のあとに起こり、その行動を増やすはたらきをする物や出来事のことです。何が強化子になるかは人によって違います。
- 教科書バリアフリー法きょうかしょばりあふりーほう
- 障害のある子どもなどが使いやすい教科書(拡大教科書など)を広めるための法律です。教科書のデジタルデータの提供なども定めています。
- 共感きょうかん別の言い方:共感的理解
- 相手の気持ちを、あたかも自分のことのように感じとり、理解しようとすることです。相手と同じ気持ちになることとは少し違います。
- 共感疲労きょうかんひろう別の言い方:二次的外傷性ストレス
- つらい体験をした人の話を聴き、共感し続けることで、支援者自身が心の疲れや苦しさを感じるようになることです。
- 協議会きょうぎかい別の言い方:自立支援協議会、地域自立支援協議会
- 障害者総合支援法にもとづき、地域の関係機関や当事者などが集まり、地域の課題を共有して支援体制づくりを話し合う場です。
- 協議会(障害者総合支援法)きょうぎかい別の言い方:自立支援協議会、地域自立支援協議会
- 地域の障害福祉の関係者が集まり、困りごとを共有して、支援の体制づくりを話し合う場です。障害者総合支援法にもとづいて自治体が置くよう努めます。
- 競技用義足きょうぎようぎそく別の言い方:スポーツ用義足、板バネ義足
- 走る・跳ぶなどのスポーツのために作られた義足です。板バネと呼ばれる、しなって反発する部品を使ったものが知られています。
- 競技用車いすきょうぎようくるまいす別の言い方:スポーツ用車いす、レーサー
- バスケットボールやテニス、陸上競技など、それぞれの競技に合わせて作られた車いすです。速く走る、すばやく回るなどのために、形や重さが工夫されています。
- きょうされんきょうされん
- 障害のある人が働く作業所やグループホームなどが集まる全国の団体です。もとは共同作業所全国連絡会という名前でした。
- 共生型サービスきょうせいがたさーびす
- 介護保険と障害福祉のどちらかの指定を受けた事業所が、もう一方のサービスも提供しやすくする仕組みです。高齢になっても同じ事業所を使い続けやすくなります。
- 共生型サービス体制強化加算きょうせいがたさーびすたいせいきょうかかさん
- 介護保険の事業所などが共生型サービスとして障害福祉サービスを行うとき、サービス管理責任者などを置いて体制を整えた場合の加算です。
- 矯正施設きょうせいしせつ
- 刑務所や少年院など、罪を犯した人などを収容し、立ち直りのための指導を行う施設のことです。障害のある人も少なくありません。
- 共生社会きょうせいしゃかい
- 障害のある人もない人も、おたがいに人格と個性を尊重し合いながら、ともに暮らす社会のことです。障害者基本法の目的にも書かれています。
- 行政処分ぎょうせいしょぶん
- 行政が法律にもとづいて、人の権利や義務を決める行為です。サービスの支給決定や事業所の指定、指定の取り消しなどがこれにあたります。
- 矯正視力きょうせいしりょく
- 眼鏡やコンタクトレンズを使って、いちばんよく見えるようにしたときの視力のことです。障害の認定などでは、この視力をもとに判断されます。
- 強制不妊手術きょうせいふにんしゅじゅつ
- 旧優生保護法のもとで、障害などを理由に本人の同意なく行われた不妊手術です。2024年に最高裁が法律を憲法違反と判断しました。
- 行政不服審査法ぎょうせいふふくしんさほう
- 行政の決定に不満があるとき、取り消しなどを求める手続きを定めた法律です。障害福祉の支給決定への審査請求もこの考え方にそって行います。
- きょうだい会きょうだいかい
- 障害のある人の兄弟姉妹が集まり、経験や思いを分かち合い、支え合う会です。子ども向けや大人向けなどがあります。
- きょうだい児きょうだいじ
- 障害や病気のある兄弟姉妹がいる子どものことです。親の関心が向きにくいなど、特有の悩みをかかえることがあります。
- きょうだい支援きょうだいしえん
- 障害のある子どもの兄弟姉妹(きょうだい)が、さびしさや悩みをかかえこまないよう、話し合いや遊びの場などで支えることです。
- 強直間代発作きょうちょくかんだいほっさ別の言い方:大発作、全般強直間代発作
- 意識を失い、全身が硬くつっぱった後、手足をがくがくとふるわせる発作です。発作中は周りの危ないものをどけ、時間を確かめることが大切です。
- 強直発作きょうちょくほっさ
- 全身や体の一部が急に硬くつっぱる、てんかんの発作です。寝ている間に起こることも多く、数秒から数十秒ほど続きます。
- 共同意思決定きょうどういしけってい別の言い方:SDM、シェアードディシジョンメイキング
- 医療や支援の方針について、専門職が情報を伝え、本人が自分の希望や価値観を話し、いっしょに話し合いながら決めていく方法です。
- 共同受注窓口きょうどうじゅちゅうまどぐち
- 地域の複数の障害者就労施設がまとまって、会社や役所からの仕事の注文をまとめて受け、施設に分けるための窓口です。
- 共同生活援助きょうどうせいかつえんじょ別の言い方:グループホーム
- 障がいのある人が少人数で共同生活をする住まいで、相談や家事の手伝い、必要に応じて入浴・食事などの介護を受ける障害福祉サービスです。
- 共同生活住居きょうどうせいかつじゅうきょ
- グループホームで利用者が共同生活をする住まいのことです。居室や台所、浴室などを備えます。
- 共同注意きょうどうちゅうい
- 指さしや視線を使って、相手と同じものに注意を向け合うことです。言葉やコミュニケーションの育ちの土台になるといわれています。
- 共同募金きょうどうぼきん別の言い方:赤い羽根共同募金
- 社会福祉法にもとづいて、地域の福祉活動を支えるために全国で行われる募金です。「赤い羽根」の募金として知られています。
- 強度行動障害きょうどこうどうしょうがい
- 自傷、他害、激しいこだわり、物を壊すなどの行動が、高い頻度で強く現れ、特別な支援が必要な状態です。生まれつきの障害ではなく、環境の調整で軽くなることがあります。
- 強度行動障害支援者養成研修きょうどこうどうしょうがいしえんしゃようせいけんしゅう
- 自分や他人を傷つけるなどの行動が強く出る人を支える職員が、特性の理解や支援の方法を学ぶ研修です。都道府県などが行います。
- 強度行動障害児支援加算きょうどこうどうしょうがいじしえんかさん
- 障害児通所支援で、強度行動障害のある子どもに、研修を受けた職員が支援計画を作って支援した場合の加算です。
- 強度行動障害者地域移行特別加算きょうどこうどうしょうがいしゃちいきいこうとくべつかさん
- 障害者支援施設などから地域へ移った強度行動障害のある人をグループホームなどで受け入れ、支援を行った場合の加算です。
- 強迫観念きょうはくかんねん
- 自分でもおかしい、やめたいと思うのに、くり返し頭に浮かんでくる考えやイメージです。「手が汚れている」「鍵をかけ忘れた」などがあります。
- 強迫行為きょうはくこうい
- 強迫観念による不安を減らすために、何度もくり返してしまう行動です。手洗いや確認をくり返すなどがあり、時間がかかって疲れてしまいます。
- 強迫症きょうはくしょう別の言い方:強迫性障害、OCD
- 頭から離れない考え(強迫観念)と、それを打ち消すためにくり返す行動(強迫行為)があり、生活に支障が出る病気です。
- 業務改善ぎょうむかいぜん
- 仕事のやり方を見直し、むだや重なりを減らして、より良く効率よく進められるようにすることです。
- 業務管理体制ぎょうむかんりたいせい
- 障害福祉サービスの事業者が、法令をきちんと守るために整える仕組みです。法令遵守の責任者を決めることなどが求められます。
- 業務管理体制の届出ぎょうむかんりたいせいのとどけで
- 事業者が、法令遵守責任者の名前などの業務管理体制の内容を、決められた行政機関に届け出ることです。
- 業務継続計画ぎょうむけいぞくけいかく別の言い方:BCP
- 災害や感染症が起きても、福祉サービスを止めずに続けたり、早く再開したりするための計画です。障害福祉の事業所につくることが義務づけられています。
- 業務継続計画未策定減算ぎょうむけいぞくけいかくみさくていげんさん
- 感染症や災害が起きたときの業務継続計画(BCP)を作っていない事業所の報酬が減らされる仕組みです。
- 業務災害ぎょうむさいがい
- 仕事が原因で起きたけがや病気、障害、死亡のことです。労災と認められると、労災保険から治療費や休業の補償などが出ます。
- 業務日誌ぎょうむにっし
- その日の事業所の様子や出来事、職員の動き、連絡事項などを記録するノートです。職員の情報共有や振り返りに使います。
- 居室きょしつ
- 施設やグループホームで、利用者が寝起きする部屋です。原則として個室で、広さの基準があります。
- 居住支援協議会きょじゅうしえんきょうぎかい
- 自治体・不動産関係の団体・福祉の団体などが集まり、住宅確保要配慮者が住まいを借りやすくするための話し合いや取り組みを行う会です。
- 居住支援法人きょじゅうしえんほうじん
- 住宅確保要配慮者の住まい探しや入居後の見守り、相談などを行う法人で、都道府県が指定します。
- 居住地校交流きょじゅうちこうこうりゅう
- 特別支援学校に通う子どもが、自分が住んでいる地域の小学校や中学校で、その学校の子どもと一緒に活動することです。
- 居宅介護きょたくかいご別の言い方:ホームヘルプ
- ホームヘルパーが自宅を訪ねて、入浴・排せつ・食事の介護や、調理・洗濯・掃除などの家事、通院の手伝いをする障害福祉サービスです。
- 居宅介護計画きょたくかいごけいかく
- 居宅介護のサービス提供責任者が作る、利用者ごとの支援の目標や具体的なサービスの内容をまとめた計画です。
- 居宅介護支援事業所等連携加算きょたくかいごしえんじぎょうしょとうれんけいかさん
- 障害福祉サービスから介護保険のサービスへ移るときや就職するときなどに、相談支援専門員がケアマネジャーや会社などと連携した場合の加算です。
- 居宅介護従業者きょたくかいごじゅうぎょうしゃ
- 居宅介護のサービスを行う職員です。介護福祉士や、介護職員初任者研修などの研修を修了した人がなれます。
- 居宅生活動作補助用具きょたくせいかつどうさほじょようぐ別の言い方:住宅改修費(日常生活用具)
- 日常生活用具の種類の一つで、手すりの取りつけや段差の解消など、障害のある人が家の中で動きやすくするための小さな住宅改修の費用です。
- 居宅訪問型児童発達支援きょたくほうもんがたじどうはったつしえん
- 重い障がいなどのため外出がとてもむずかしい子どもの家を訪ねて、日常生活の動作の指導などの発達支援を行うサービスです。
- ギラン・バレー症候群ぎらんばれーしょうこうぐん
- かぜや下痢などの後に、免疫のしくみの乱れで手足の神経が傷つき、急に手足に力が入らなくなる病気です。回復しても症状が残る人もいます。
- 起立性調節障害きりつせいちょうせつしょうがい別の言い方:OD
- 自律神経の働きがうまくいかず、朝起きられない、立ちくらみ、頭痛、だるさなどが起こる状態です。思春期に多く、不登校のきっかけになることもあります。
- 起立性低血圧きりつせいていけつあつ
- 寝た姿勢や座った姿勢から立ち上がったときに血圧が下がり、めまいやふらつき、気が遠くなる感じが起こる状態です。
- 起立保持具きりつほじぐ
- 自分で立った姿勢を保つことがむずかしい子どもが、体を支えられて立つための道具です。補装具の一つで、子どもが対象です。
- 切れ目のない支援きれめのないしえん
- 乳幼児期から学齢期、成人期、高齢期まで、ライフステージが変わっても支援が途切れないよう、関係する機関が情報をつないで支えることです。
- 記録の整備きろくのせいび
- 職員・設備・会計についての記録と、サービス提供の記録や計画などを整え、決められた期間保存しなければならないという運営基準です。
- 筋萎縮きんいしゅく
- 筋肉がやせて細くなる状態です。神経や筋肉の病気のほか、長い間体を動かさないことでも起こります。
- 筋萎縮性側索硬化症きんいしゅくせいそくさくこうかしょう別の言い方:ALS
- 体を動かす神経が少しずつ働かなくなり、手足やのど、呼吸の筋肉が弱っていく病気です。感覚や考える力は保たれることが多いです。
- 緊急小口資金きんきゅうこぐちしきん
- 生活福祉資金貸付制度の一つで、急にお金が必要になり生活が苦しくなったとき、少額のお金を無利子で借りられる仕組みです。
- 緊急時対応加算きんきゅうじたいおうかさん
- 利用者や家族からの求めに応じて、計画にない緊急のサービスを急いで行った場合に算定できる加算です。
- 緊急時対応マニュアルきんきゅうじたいおうまにゅある
- 医療的ケアの最中に事故や急変が起きたとき、だれが何をするか、どこに連絡するかをまとめた手引きです。事業所や学校ごとに用意します。
- 緊急時等の対応きんきゅうじとうのたいおう
- サービス提供中に利用者の体調が急に悪くなったときなどに、すぐに家族や医療機関に連絡するなどの対応をとるよう定めた運営基準です。
- 緊急時の受け入れ・対応きんきゅうじのうけいれたいおう
- 地域生活支援拠点等の機能の1つです。家族が急に入院したときなどに、短期入所などで本人を受け入れたり、駆けつけたりして対応します。
- 緊急措置入院きんきゅうそちにゅういん
- 措置入院の手続きをとる時間がないほど急ぐときに、精神保健指定医一人の診察で、短い期間に限って行う入院です。
